自分ひとりじゃ見えない景色をみる
Player!の若月です。
ちょこちょこ書いているんですが、中高生のころに抱いていた将来の目標はスポーツトレーナーになることでした。
アスリートを支えて一緒にオリンピックを目指す。そんな姿に憧れていました。
少し話すと、
自身が陸上競技をやっていた中学生のころ、通っていた鍼灸院の先生に憧れ早稲田のスポーツ科学部を意識するようになりました。
実際に早稲田スポ科に入ってみるとその目標は「スポーツの制度や仕組みを整え、アスリートが活躍しやすい環境をつくる」みたいなものに変わりました。
自身が競技から離れると、現場レベルの関わり方からもう少しマクロな関わり方に興味が変わったんだと思います。
その後大学時代に様々な角度からスポーツに関わり、紆余曲折を経てスポーツビジネスに関わる今に至ります。
振り返りながら書いていると思うのは、小さいころから「プロスポーツ選手になる」みたいな夢はあまりなくて、スポーツトレーナーだとか選手を支える側への憧れが強かったんだなと思います。
僕がやっていた陸上競技は才能の違いをまざまざと実感するスポーツです。もちろん努力で競技力を上げていくのは大前提ですが、明らかな身体能力の差を感じるんです。どうやってもこのスピードは出せない、とか。
わりかし小さい頃にその違いを実感していたからなのか、僕は「支える」側について自分が見られない景色をトップアスリートたちと見たかったのかもしれません。
陸上に限らずスポーツは身体能力の壁があり多くの人がトップアスリートになることを諦める瞬間が多い世界ですが、
「見る」「支える」の立場で自分が見られない景色を見に行ける世界でもあるんですよね。
この言葉を思い出したので、引用して終わります。
早く行きたければ、ひとりで行け。
遠くまで行きたければ、みんなで行け。
ありがとうございます。本を読むのに使わせていただきます。