スポーツで社会をより良くするために、誇り高き狼の仲間になりました。
こんにちは、わかつき(@wakatsubasa)です。
ひとつきほど前に退職エントリにて、5月から新天地で働く旨を書きました。今日はその新天地について。スポーツのお話です。
株式会社ookamiに転職しました。
5月より、スポーツエンターテイメントアプリ「Player!」を開発・提供する、株式会社ookamiの一員となりました。
Contents & Marketing Teamとして、ソーシャルメディアを中心に日々数字を追いかける刺激的な毎日を送っています。(文字にすると地味かもしれませんが、自分の好きな領域で好きな数字をいじることは本当に楽しいです。難しいけど)。
何よりチーム一丸となって大きな目標にチャレンジする日々は、自分が求めていたことへの面白さとプレッシャー、その両方を含めた楽しさを感じています。とっても楽しいです。
学生時代からの友人や仲の良い方々はご存知かもしれませんが、社会人になってから出会った方々からすると、「なぜわかつきはスポーツなの?」と思われるかもしれませんので(根暗でインドアなのでいわゆる体育会とは正反対だと思います)、少し話します。
僕のルーツはスポーツです。
小中高と陸上競技に打ち込んでいました。特に高校はガッツリ体育会系の部活です(とは言え僕自身はガチガチな感じでなくのびのび打ち込んでいました)。その後、早稲田大学スポーツ科学部に進学するわけですが、そのきっかけは中学生のころから通った鍼灸院の先生からのアドバイスでした。
中学2年生のころだったでしょうか。当時軽い怪我をして、地元にある鍼灸院に通っていたのですが、そこの先生がオリンピックに帯同するような素晴らしい方でした。幼心ながら先生のようにスポーツ選手を支える人になりたいと思うようになりました。職種は違いますが、スポーツトレーナーを目指したいなと。
そこで先生に「スポーツトレーナーになるためにスポーツを学ぶには、どちらの大学に行ったら良いですか?」と質問したところ、「大学に行くなら、スポーツ科学の領域であれば早稲田や筑波を目指すといいよ」とアドバイスをいただきました。
箱根駅伝で早稲田大学を見慣れていたこと、「W」マークが僕の両イニシャルと一緒で親近感が湧いたこと("W"akatsuki、翼="W"ing)、また早稲田といえば名門大学という憧れもあったことから、早稲田大学スポーツ科学部に行きたいと決めました。進学できたら両親や祖母も喜んでくれるだろうと笑。
その後高校に進学。3年間がっつり陸上に打ち込んだ後、受験勉強を経てなんとか早稲田スポ科に進学することができました。ただ、受験期に少し自分の中で変化がありました。というのも、陸上を引退し受験勉強に取り組む中で、スポーツトレーナーへの興味が少し薄れていったのです。
陸上の現場から離れて受験勉強をしたことで視野が広がったのかなんなのかわかりませんが、現場でスポーツ選手を支えるスポーツトレーナーではなく、もっとマクロに仕組みや制度を整えることでスポーツに携わる多くの人を支えたい、影響を与えたいと漠然と思うようになっていました。今振り返ればですが。
そんな心境の変化がありながら早稲田スポ科に進学して、大学生活前半はごくごく普通の大学生活を送って(学外活動なんてせず、ベンチャーとかITとか全く知りませんでした。ボロボロのdynabook使ってました)、後半ではスポーツ政策論のゼミがはじまり、スポーツ政策提言を行うビジコン「Sports Polcy for Japan(SPJ)」にゼミで参加したりと、わりとゼミ中心にスポーツに向き合いました。
自分の中ではゼミやSPJの活動がターニングポイントだったのかな、やはりスポーツの現場ではなく仕組みや制度を整える側に回りたい、スポーツビジネスの世界に行きたいという思いが強くなりました。
しかし、就活をしてなんとなくわかったスポーツビジネスの世界の大変さ。スポーツ系の企業に就職しても若いうちは大きな仕事がほとんどできず、下積みが長く続くんじゃないかという懸念を感じました。
また、スポーツが好きで早稲田スポ科の自分がスポーツの世界に入ったところで、とてつもなく視野が狭い人間なのではないか?だからまずはスポーツとは別の領域で、経験を積んで視野を広げよう。
そう思い、成長産業であるインターネットの世界で経験と実績を作り、その後スポーツ界に行こうと決めました。そこで就活をインターネット業界に絞り、就職留年を経て(長期インターンをして働く体験をしてから就活をやり直そうという意図がありました)、前職のループス・コミュニケーションズに入社しました。
4年間の勤務を経て、このたび転職いたしました。(退職・転職の心情は退職エントリをご覧いただければ幸いです)
スポーツで社会をより良くするために、ookamiで挑戦しています。
スポーツはその「瞬間」に最大の価値があり、いち個人の感動・熱狂を猛烈に他人と共有できるコンテンツです。これは、他のエンターテイメントやカルチャーにはない魅力だと思います。
スポーツエンターテイメントアプリ「Player!」はそんな「瞬間」を知らせ、熱狂を共有できるすばらしいプロダクトです。ookamiは「Player!」で、スタジアムでもテレビでもない、まったく新しい観戦スタイルを提案しています。スポーツエンターテイメントへの挑戦です。
その中での僕の役割は、「Player!」でのスポーツ観戦の面白さをソーシャルメディアやデジタルメディアを通じてより多くの人に伝えること、瞬間の熱狂をより多くの人に届けること。
「Player!」は、サッカー日本代表や侍ジャパンのようなメジャースポーツだけでなく、学生スポーツやアマチュアスポーツ、マイナースポーツの熱狂を届けることができます。様々な競技の可能性を広げ、スポーツそのものの価値を高めることができると思っています。
ookamiが、Player!が大きくなることで、直近では2年後の東京オリンピックの熱狂と感動を、より多くの人とわかちあえると信じています。
退職エントリにも書きましたが、僕は昔から「余暇活動であるスポーツの発展は、豊かな社会であることの証明だ」と考えています。クールで熱くて泥臭いookamiでの挑戦を通じて、スポーツで社会をより良くしていきたいです。
最後に
僕の人生のミッション(信念)は「自分が好きな人の"やりたい"を手助けすること。」です。ookamiでも変わらず。
ookamiでの仕事に加えて、チーム水彩と取り組むSUI SAI BASE、そしてWasei Salon。いずれも自分のミッションに基づく行動です、がんばります。
もしこのエントリを見て興味を持たれたエンジニア、デザイナー、マーケターの方がいたら、ぜひご連絡ください。一緒にスポーツの世界に革新を起こしましょう。
※この転職エントリはあくまで個人のブログ記事です。