マネジメント 初めてイベントを渡した話【4年目のマインド】
社会人3年目の終わりに見えてきた
"マネジメント"という考え方
新卒時代と4年目に突入しようとしている今で、考え方に新しいものが入ってきました。
それがマネジメントという考え方です。
新卒時代はとりあえずプレイヤーとなってがむしゃらに働いてやるぜ!
っていう考え方だったのですが、
タスクが集中し新しい事を始めたくても時間が取れない現状を見て、
あっ、やっぱり人の力いるなって考え始めました。
今はスーパープレイヤーになることを目指すことと同時に一緒に何かをやっていくチームワークのほうにも関心が湧き出てきました。
会社で学ぶのと同時に副業のような形でスタートさせてみよう。
富山で大学生をやっていた時にボーダレスというコミュニティを立ち上げました。
色々な学生が他分野で活躍しているのに、その情報交換を行う場が全くない事に疑問を抱き、情報が円滑に周り、お互いに手を取り合い、盛り上げてほしいという想いから始めたものです。
それを後輩に渡してみようと思いました。
私自身は今は東京にいて若手祭@大卒という新卒~社会人5年目の別のコミュニティをやっているので正直距離的にもタスク的に動けなかった現状がありました。
「そうだ、これを渡してみよう」と思いました。
そして、初めて人にコミュニティを渡して、イベントをやってもらったので今日はその振り返りをしたいと思います。
優秀な人はやっぱり折れない
これが一番の学びだったかもしれません。
「プレイヤーを信じること」
集客ははっきり言って泥臭いです。
ジャニーズとか確固たる地位がある一部は別ですが、知名度がないイベントの集客は個別に声をかけていきます。
1人1人に声をかけて何回も断られて、返事を先延ばしにされて、そんな経験を必ずします。
渡したボーダレスにはFacebookでいいねが150ほどありますがはっきり言ってその数字で頼ることなんて本当にできません。
これがイベントの一番泥臭い部分になります。
ましてや、富山の知り合いはほぼ卒業をしているので当時の活動の真ん中にいたメンバーはすべて卒業、別の道を歩んでいました、言えば、ゼロからのスタートです。
ゼロからのスタートは声をかける人たちは"見つけること"から始まります。
そして、"声をかける"
まじで気を使います。いいのかなって思いますし、断られたらどうしようってことも考えます。
「折れないかな」と心配をしていました。
杞憂でしたね、完全に優秀な後輩の力をなめていました。
1人1人誠実に声をかけたんだと思います。
トータルで10人超えるくらいの参加者でしたが、オンラインで集客のハンデがある中で本当によくやったと思います。
信じてみるっていうことに対して、臆病になっていた自分。完全にうぬぼれていたことを知りました。
目的のすり合わせは徹底的に行った
常に目的意識をすり合わせました。
まず初めの顔合わせでは課題感に賛同してくれるかどうか、を聞いてみました。
ここで共感がなければ自発的に人は動かないと思っています。
TEDで
人が成績を残すのはアメとムチではなく自立性だと科学者が主張をしていました。
だから自発性、自立性をマネジメントやアドバイスで大切にしよう、今回の引継ぎではそこを徹底することにしました。
「こうして」と指示するのをやめようと。
どう思う?どう考える?
これを口癖にしようと決めました。
言われたことをやるというのは退屈です。
考える量は減り、失敗を人のせいにできるのでリスクも減りますが、刺激が少ないうえに行動をしてくれている後輩の"可能性"を奪ってしまいます。
目的というのは進む進路を合わせる作業だと思う。
その進路をどう行くかは本人次第だけど、どこをゴールと置くかというのはすり合わせをしておかないと行き違いが発生する。
右に進まなくてはいけないのに、左に行くために努力をしてしまっては意味がない。
だから課題感⇒存在意義⇒コンセプト⇒イベントの目的までよく話し合った。
課題感は?
富山の活動的な大学生は各々が活動をして、皆が今何をやっているのか?これからどうしたいのか?把握をできていない
解決方法は?
活動的な学生同士の人間関係構築、今何をやっているのか?これから何をやりたいのか?の情報共有
存在意義は?
富山で活動をしている学生を一つの場所に集めるために、活動的な学生だけが集まっているコミュニティという認知を持たせる必要がある
コンセプト
大学の壁を壊そう、ユニークな学生を一つの場所へ
イベント
目的1.認知拡大とブランディング
目的2.今やっていること、これからやりたいことの情報交換
目的3.参加者同士の人間関係の構築
方向性自体も後輩と私で作り上げた。
具体的なイベントの企画は学生の感性で創り上げてもらう
進む進路もブレがなく、企画自身も学生という現場目線で作られたもの。
私が前線に立つよりもクオリティが高い、いい効果を発揮したと思う。
仲間探しは友人からの紹介が最強
先ほどの"折れない"という話につながってくるのですが、優秀な人は最後までやり切る力がついているなと思います。
後輩や部下が優秀な人であればやはりアドバイスする側において本当に助かります。
今回引き渡しを行っている後輩は、友人の紹介でつないでもらいました。
イベントは意外とタフで泥臭いところもやらなくて行けないので、そういう人じゃないと無理だというのはわかっていました。
だからこそ富山で実績を持っている友人に紹介をねだりました。
やっぱり優秀な人の周りには優秀な人が集まるなっていうのを実感しました。
ちょっと脱線すると
口コミって質の担保がとたんに良くなりますよね。
今回もその手法をとって本当に正解だったと今になって思います。
今後について
今行っている新卒~社会人5年目以内の交流コミュニティ"若手祭@大卒"もいずれ後輩に渡すことになるかなと考えています。
まだまだ引継ぎやアサイン能力が高いとは思いませんが、今後はこういったアドバイザーみたいなポジションを考えていこうと思う。
コミュニティに関しては、「どんな人が集まっているコミュニティなのか?」を広めることで、価値観の合う人達が1つの場所に会することができて人間関係の構築に大きく貢献ができるんじゃないかという仮説がある。
その考え方を基にマーケティングの力をつけて、仕組化をはっきりとさせて展開ができたらいいなと思っている。
1年目には考えなかったマネジメントポジションという考え方が生まれているのは着実に歩んできている証のような気がする。
自分が今できることをこれからも真摯に向き合っていきたい。
若手祭@大卒って?
若手祭@大卒は、
新卒~若手世代の同世代交流コミュニティです。
会社外の”人間関係”や”趣味”などを探している同世代を一つの場所に集めるコミュニティを目指しています。
コンセプトは、
同世代の会社の外を創ろう
各月で趣味をシェアするイベントを定期的に開催しており、そこで広がった知見や人間関係を活かして無人島BBQなどの集まる企画を高めています。
また今後はバーや、スポーツなど多角的な交流コミュニティの方向で活動を行っていきます。
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ボーダレス~ユニークな学生集合 in Toyama~
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