3学期スタートダッシュ!成功の鉄則
明けましておめでとうございます!
初投稿は、「3学期を成功させる秘訣」です。
1学期、2学期がうまくいった人はそのまま3月までいきたいし
2学期までに失敗したい人はなんとかして乗り越えたい。
そういう方に少しでもノウハウをおつたえできれば幸いです。
「システム」こそが成功の鍵!
突然ですが、「システム」が学級の中に根付いているでしょうか。
そもそも、「システム」とは何?と思っている先生方もいらっしゃるかもしれません。
「教師が指示しなくても、子どもが行動できる状態」が学級や授業の中に備わっていますか、という事です。
本来、4月の学級びらき。
始めの三日間(黄金の三日間)でシステムを入れ込むことが望ましいですが、今は一月。
そうとも言ってられません。
授業の中での「システム」
例えば「国語の授業」を例に挙げてみましょう。
以下の項目が子どもに根付いていれば、おおまか「システム」が入っていると言えるでしょう。
①チャイムがなって、教師が指示をしなくても何をすれば良いのかわかる。
②音読で「おい読み」や「交代読み」という単語レベルの指示で、子どもが行動する。
③仮に、教師が1時間の半分以上、教室にいなかったとしても、授業が成立する。
こういった、余計な指示をしなくても子どもが動けることを「システム」と言います。
これらのシステムが入っていなければ、3学期の初めから学級や授業でシステム化に取り組んでみましょう。
その際、褒めることは忘れてはいけませんよ!
三学期のはじめで「システムの確認」に入るべし
向山洋一氏の「授業の腕を上げる法則」の中に以下の原則があります。
「第八条 確認の原則(指導の途中で何度か達成率を確認せよ)」
これを、システムにも使うのです。
例えば、おい読み。
1学期だと、「私のあとに、ついて読みます。」となるはずです。
システムが構築されると「おい読み。」だけの指示になります。
3学期は冬休み明けで、システムが抜けている子どもが必ずいます。
その時は、決して叱ってはなりません。
「おい読み」とだけ指示します。
子どもがついて読んできたら、
「偉いねえ、おい読みってよく覚えてたね。
もう一度行こうか。おい読み。」
というように、褒めながら指示をする事で、ついて来れていない子が思い出すことができます。
そして何より、教師自身が、誰がどこでつまづいているのかを見とる良い場面でもあります。
授業の「おい読み」だけをとってもこれだけ奥が深いのです。
授業だけでもこのほかにたくさんあります。
学級経営も挙げるべき点がたくさんあります。
一緒に、探究していきたいものですね。
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