「そろそろ、生理について話したい。」vol.3 生理は病気じゃない、って言うけどさ。
こんにちは。若手パワーアップ小委員会の濱です。
前回の更新から随分時間が空いてしまいましたが、生理休暇について書いた記事はこちらからどうぞ。
この文章は私個人の意見や知り得た事柄に基づいており、当小委員会や土木学会の見解を代表するものではありません。
前回の記事を書いてみて、生理休暇を取ってみてもいいかな、と思えたのですが、未だ機会が無く取得していない私です。
ただ、たまたま、テレワークのタイミングで非常に体調の悪い日が巡ってきたので、その日は気分的にとても楽だったことをお伝えしたいと思います。
私の場合、以下のような症状が、1日だけ続きます。(個人差アリ!)
・ お腹が痛い
・ 気持ちが悪い
・ 頭が痛い
・ 体が重い
・ 眠たい
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ここで一つ、私がこの文章を書いている理由のひとつは、「生理ってこんなに辛いの!分かって!」という気持ちではなく、
「精神的にも肉体的にも健康に働ける世界線っていいよね!」
という思いからです。建設業界は、とにかく皆さん激務。普段からそんな環境で男性と同じ土俵で戦う女性企業戦士たちは、毎月のサイクルで多かれ少なかれ、精神的・肉体的に消耗してしまうのです。うまく伝わればうれしいのだけれど・・・
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生理時の代表的な症状については、こちらのサイトが詳しく、分かりやすかったです。(さすがNHKさん!そして、そう、無月経についても言及されています。私も生理が止まったことがあるので、いつかこれについても書きたい!)
もう一つ、PMS(月経前症候群)については、こちらのサイトが分かりやすかったです。(私も肌が荒れることや、むくみや体重増加があります。)
普段会社で業務していて、前述の症状が出る日は、痛み止めの薬を飲んだり、少し天井を見上げながらため息をついたりしています。
それから、生理のときになぜかとてつもなく眠たくなることもあります。寝不足や疲れなどとは違って、目の前に仕事があって、「やらなければならない/やりたい/今すぐやりたい!」のに、寝てしまうことがあります・・・決して怠惰な気持ちではないのですが・・・と思って調べてみると、やはり生理前~生理中の異常な眠気、という症状が出る人は多いようで、生理に伴う異常な眠気を改善する市販薬もあるようです!(これは知りませんでした。)
テレワークをしていて気持ちが楽だったのは、主に以下のような点です。
・ 好きなタイミングでトイレに行ける
・ 暑さ、寒さの調整が自分でできる
・ 横になって休憩することができる
逆に言うと、
・ 客先での打合せ
・ プレゼン
・ 施工現場や現地調査など、外での業務
などは、トイレに行けるタイミングが読めなかったり、体を休める(座れる)タイミングが無かったりするので、生理時には辛く、できるだけ避けたいと思ってしまいます。
前回書いたように、生理休暇は取得することが難しい事情も多いので、市民権を得たテレワークを生理時に活用するというのも、一つの方法かなと考えています。
(でももちろん、本当に辛い人には生理休暇を取ってほしい!と思っています。テレワークの活用は、あくまでも取得が難しい生理休暇の代案として。)
また、症状が辛すぎる場合には、あまり無理をせずに早めに病院に行くことをおすすめします。私は現在、毎年1回、必ず婦人科の検診を受けているのですが、婦人科にかかることはその時の症状だけでなく、長い目で自分の人生を考えるきっかけにもなるので、なかなか良いです。
私は今、ゼネコンの設計部に勤務しているため、テレワークも可能ですし、前回上司と生理休暇について意見交換をした経緯もあり、休暇の取得も可能かな、とも思えているのですが、ゼネコンで施工管理に従事している女性たちは本当に大変。次回は、外で働く女性の話をお届けしたいと思います。