土木の魅力発信ツアー〜福島高専出前授業〜
はじめに
若手パワーアップグループのMです。
暑くなってきた今日このごろ、皆さん如何お過ごしでしょうか。
先日、福島工業高等専門学校(福島高専)の都市システム工学科3年生に土木の魅力を伝える出前授業を実施したのでご報告です。
どういう経緯で行われた?
発端は2023年度開始当初に委員からやりたいことの意見聴取をしたときのことでした。ある委員がこんなことを提案してくれました。
「私の出身高専では土木学科の人気が最近落ちていると聞いているので、出身高専のための活動がしたい!!」
何を隠そう私も高専出身、すぐにこの企画に乗り水面下で高専での活動の計画が進められたのでした。そして今年の2〜3月頃、発案者の出身高専である福島高専の先生が我々の計画に賛同してくださり、計画が実行に移りました。
時を同じくして、若手パワーアップグループにディレクションズという教育コンテンツを制作している会社の方が委員として加わり、今回の活動にディレクションズさんが全面協力していただくこととなりました(これがなければどうなっていたことか…)。
どんな内容だった?
今回は福島高専の都市システム工学科の3年生に参加した若手PU委員が各々の仕事の魅力をプレゼンするという内容でした。3年生といえばようやく本格的に専門科目の授業が始まった頃かと思います。ゼネコン、コンサル、研究者、インフラ管理者など多様な仕事が紹介され、今後の勉強のモチベーションになってくれればなと思っています。
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プレゼン終了後は学生にどのプレゼンが最も魅力的に感じたか投票してもらいました。残念ながら私のプレゼンは票が少なかった(涙)ですが、後日「同じキャリアパスを歩むにはどんな勉強をすればいいかアドバイスを頂きたい」と連絡をくれた学生がいました。とても嬉しかったです。土木の将来は明るいなと思いました。ちなみに投票はゼネコン強しでしたが、研究者も人気が高かったです。学生には研究者=ホワイトというイメージが強いようです。
投票終了後は学生が参加する企画として学生がグループに分かれ、各委員の仕事のキャッチコピーを考えるという作業を行いました。ここで、更に各委員の仕事について知ることができ、仕事のイメージが変わった人も多かったと思います。私は土木の中でも特殊な仕事でキャッチコピーを作るのが難しかったと思いますが、色々質問し一生懸命キャッチコピーを考えてくれました。
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出前授業を通じて
今回はこれから土木の勉強を始める学生に卒業後も土木の道に進んでほしいという想いで出前授業を実施しました。土木のことをまだよくわかっていない(と想定される)学生にとっては土木ってこんな仕事もあるのかという発見が多かったのではないかと思います。高専は就職、進学と多彩な進路がありますが、ぜひ今回の授業を自分の進路に役立ててほしいと願っています。
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授業後に実施したアンケートでは多くの学生が土木に更に興味をもってくれたと回答してくれました。参加してくれた福島高専の学生の皆さんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。