【十六夜杯】俳句三句、短歌二首、参加いたします
~俳句~
① 秋日傘ゆるりと巻きて夢二展
(季語:秋日傘/初秋)
② 初紅葉あかごの小さき大あくび
(季語: 初紅葉/仲秋)
③ 秋麗へシフトアップの革つなぎ
(季語: 秋麗(しうれい)/三秋)
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①は、今年の秋の初めに投稿したことのある、自分で気に入っている句です。
②は、今年の仲秋の名月の日に生まれた友人の赤ちゃんに、初めて会ってきた時のことを詠みました。
③は、若かりし頃の義父を想像して詠みました。バイク販売と修理に携わり、自身も仲間とバイクで走っていたそうです。晩年は自転車修理店を営んでいました。
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~短歌~
① 紅に橙色に葉の揺れて 子らコスチューム纏ひし彼の日
② 秋日影 父の工具の整然と 遺されて今日「閉店」を貼る
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① 十数年前にアメリカ南部に住んでいた時の、ハロウィンの季節の思い出です。ハロウィンが盛んな住宅街で、大人も子どももとても楽しかったです。
② 俳句の③と同じく、義父のことを詠みました。
「秋日影(あきひかげ)」は俳句の秋の季語で、「日影」は陽光のことです。
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今回もまた、ぎりぎりの参加になってしまい申し訳ありません。
雪ん子さん、ファイナルコールをありがとうございました!
昨秋のみんなの俳句大会「白杯」に参加させていただいたのが、私の俳句との出会いでした。ぴったり一年前のことです。以来俳句に夢中になり、今はほぼ毎日、note内の俳句幼稚園で楽しく俳句を詠み、教えていただいています。
十六夜さん、運営の皆さま、すばらしい大会の開催をありがとうございます!
よろしくお願いいたします。