沙々杯に感謝をこめて
この冬に開催された俳句大会、沙々杯。テーマは「やさしさの風になろう」。大変遅くなりましたが、感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
沙々杯には、私は昨秋の白杯に続いての参加でした。なんて、さらっと書いてみましたが、白杯の時の私は、「○○杯」のなんたるかも知らず、俳句って、あぁ季語が必要なのね、そうだったそうだった、という全くの俳句初心者でした。
その後、俳句幼稚園とご縁をいただき、今に至ります。
今回の沙々杯、白杯の時よりは、きちんと準備して参加できたように思います。ひとつだけとても残念だったことは、沙々杯の投句期間とその後の投票や各賞の発表の時期に、私自身がドタバタとしていて、なかなかnoteにアクセスができなかったこと。もっともっと、毎日リアルタイムで沙々杯に浸りたかった。今からでも皆さまの句巡りをすることはできるので、楽しみにしています。
主催者の沙々良まど夏さん、心から感謝申し上げます。審査員の先生方、運営に携わって下さったすべての皆様、本当にありがとうございます。そして一緒に参加して下さった皆様、ありがとうございます。
この沙々杯で、なんと!私が詠んだ一句【この星に「おかえり」の満つ年の果】に、二つの賞をいただきました。嬉しさと驚きで、数日間舞い上がりっぱなしでした。今もまだ舞っているかも。
勝手にうつスピ賞
この受賞を知った時には、もう本当にぶっ飛びそうでした。うつスピさんが選んで下さった「優しい句10句」の筆頭ですよ!元来、私は言葉がきつくなりがちです。それがわかっているので、優しくありたいと思うあまり言葉を選び過ぎて、当たり障りのない表現で終わってしまうことが多いです。それでも今回の句は、大会テーマの「やさしさの風になろう」と、がっぷり四つに組んで、どうしても詠みたい!という思いでできた一句でした。うつスピさんが、それを超級の温かさでキャッチして下さったこと、嬉しいです。ありがとうございます。
勝手にrira賞
riraさんは、なんと、「Canvaでイメージしたいと思えたもの」ということで、この賞を下さいました。またまたぶっ飛びました。
ご覧ください、この素敵な優しさのあふれる画。「この句を見た瞬間に星たちとおかえりがキラキラしていました」というお言葉までいただいて。riraさん、本当にありがとうございます。先ほどのうつスピさんの賞もですが、自分の句が、大きく羽ばたいていったような気持ちになりました。降る星のように、今年の終わりも、いえ、年末年始だけでなくいつの時も、地球の様々なところで温かな「おかえり」が聴こえるといいなぁと願っています。
そしてそして...。
+@賞
(勝手に..「+@賞」と命名させていただきました)
なごみさんが選ばれた、「勝手に『なごみ賞』」の、《最後まで選考に残った俳句、特に印象に残った俳句》の一つに、なんと私の一句【豆つぶの機影冴え冴え空の青】を発見!これは私にとっては、「賞」以外の何ものでもありません。喜びをかみしめました。記事を読ませていただき、なごみさんの圧倒的な優しさを感じました。
沙々杯に携わって下さったすべての皆さま、本当にありがとうございました。そして、沙々杯に参加させていただくまでの道を繋いで下さったすべての皆さま、本当にありがとうございました。