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メディアへの掲載

主な雑誌掲載

2024年
11月 角川文化振興財団『俳句 12月号』
第70回角川俳句賞受賞第一作21句に「冬二十一句」として21句を寄稿

暗くなるまで散つてゐし紅葉かな
立ち止まるとき冬の日の集まり来
吹かれ飛ぶ落葉が塀に貼りつきぬ

角川文化振興財団『俳句』2024年12月号より、3句抜粋

10月 角川文化振興財団『俳句 11月号』
第70回角川俳句賞受賞作「熊ン蜂」50句と「受賞のことば」掲載

どこからが梅林といふわけでなし
熊ン蜂ぶーんと尻の行つたきり
梅落とす棒乱暴になつて来し
目がきれいぢつとしてゐる秋の蠅
焼藷のこぼれし欠片からも湯気

角川文化振興財団『俳句』2024年11月号 第70回角川俳句賞受賞作「熊ン蜂」50句より、5句抜粋

5月 文學の森『俳句界6月号』
俳人よ、一匹狼となれ」にエッセイと1句寄稿

強さうに日焼してゐる子供かな

文学の森『俳句界』2024年 6月号より

1月 本阿弥書店『俳壇 2月号』
「俳壇ワイド作品集」に7句寄稿

鴨を見る次第次第に曖昧に
ワーワーと声を飛ばして橇来たる

本阿弥書店『俳壇』2024年2月号より、2句抜粋

2023年
8月 角川文化振興財団『俳句9月号』
「クローズアップ」に7句寄稿

秋涼し日に二度雨の降ることも
寝ようかと思うてすごす夜長かな

角川文化振興財団『俳句』2023年8月号より、2句抜粋

2022年
11月 東京四季出版『俳句四季12月号』
「俳句四季新人賞最終候補者競詠」に5句寄稿

梅林の少しひらけてゐるところ
よきことといへば涼しきことくらゐ

東京四季出版『俳句四季』2022年12月号より、2句抜粋

2021年
11月 東京四季出版『俳句四季12月号』
「俳句四季新人賞最終候補者競詠」に5句寄稿

朝顔を描かんとして鉢回す
顔洗ふ水の出てくる寒さかな

東京四季出版『俳句四季』2021年12月号より、2句抜粋

9月 文學の森『俳句界10月号』
「40代俳人」に7句寄稿

春の川日の照つてゐてつまらなく
こころもち大きな方の柏餅

文學の森『俳句界』2021年10月号より、2句抜粋

2020年
12月 東京四季出版『俳句四季1月号』
「精鋭16句」に16句寄稿

初日記書きたきことをしに出かけ
雪まろげ土をはがして止まりけり
隅々に炬燵の上を知り尽くし

東京四季出版『俳句四季』2021年1月号より、3句抜粋

4月 KADOKAWA『俳句5月号』
「今日の俳人」に7句寄稿

かきまぜてみてもきれいな蜜豆よ
昼寝の子簡単な顔してゐたる

KADOKAWA『俳句』2020年5月号より、2句抜粋

2019年
1月 KADOKAWA『俳句2月号』
「100人が読む!金子兜太の100句」に寄稿

2018年
11月 東京四季出版『俳句四季12月号』
「俳句四季新人賞最終候補者競詠」に5句寄稿

蟬丸をまづ覚えたる歌留多かな
ひらくまでのぼつてゆける花火かな

東京四季出版『俳句四季』2018年12月号より、2句抜粋

2016年
7月 角川学芸出版『俳句8月号』
「名句に近づく!推敲のいろは」に寄稿

2015年
7月 文學の森『俳句界 8月号』
「未来の俳句人」に10句寄稿

好きなこと考へてゐる涼しさよ
入梅の蕎麦のすべりのよかりけり

文學の森『俳句界』2015年8月号より、2句抜粋

2014年
7月 本阿弥書店『俳壇 8月号』
「俳壇ワイド作品集」に7句寄稿

とりあへず枝豆うででそして月

本阿弥書店『俳壇』2014年8月号より、1句抜粋

5月 角川学芸出版『俳句 6月号』
「新鋭俳人20句競詠」に20句寄稿

高くから雨降つてくる五月かな
梅雨晴にポンと花火の上がりけり

角川学芸出版『俳句』2014年6月号より、2句抜粋

2月 角川学芸出版『俳句 3月号』
第2回星野立子賞受賞作15句抄掲載

たてかけてある雨傘の寒さかな

角川学芸出版『俳句』2014年3月号より、1句抜粋

若杉朋哉へのお問い合わせ、作品寄稿その他のご依頼は、wakasugitomoya☆yahoo.ne.jp(☆は@に変換)まで。


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