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9月の振り返り・考えたこと

今月の学んだこと・考えたことについて!
相変わらず住宅の設計を知つつ、発信のための自己ブランディングについて調べてました。
そうやって、「やってきたこと」と「考えたこと」について。


やってきたこと:住宅設計

現在、知人の住宅を設計しています。
以前のnoteでもちらほらと書いていましたが、9月は8月までに決めた方針に基づいて基本設計図を作成するための作業をしていました。

① 物量調査

お施主さんの家に行き、物の量を確認します。
持っていくもの、行かないもの。持っていくものについてはサイズと、引っ越し先でどこの部屋に置きたいかも確認します。
また、どういった収納が必要か?今収納や動線で困っていることはあるか?についても確認します。

② 構造打合せ

構造設計者と打合せし、計画の概要について確認します。
今回お願いした方は、打合せで初めて建物の全体像を把握したうえで、建物に力がどう流れるか?どこに柱が必要か?その場でパッと全体像を理解して答えをくれるのがすごかった。。勉強になりました。

③ 確認申請期間で法規チェック

建築基準法を確認しつつ設計するものの、個別の計画については「これって法規的にOKか?」という判断を確認申請期間に確認した上で計画します。
(後でやっぱNGってなると、計画変更や手戻りが大きくなるので、早めに確認しておく方が安全です。)

④ 図面作成

今までは1/100スケールの図面で確認していたのですが、1/50スケールでの図面作成を始めました。このあたりの本が参考になりましたね。

こちらの本は、図面の書き方や建物の構成から教えてくれる。「実務初心者から~」とのタイトル通りの本。読みやすくて教科書的。基本を学びたい人にオススメ。

この本も初心者向けの本ですが、各部分の納まりがアクソメ図も併用して記載されていて部材の構成が分かりやすいです。

こちらの本は、著者丸山さんの設計の思想が詰まった本。
設計意図+詳細図+写真がセットなので、こんなデザインをするにはこう図面を引くと、こんな空間になるんだなー、と分かるのがよい!フラット製本なのも作業しながら参照するときの体験が考えられていて素敵です。

こちらの本は、3dモデルと図面・写真が載っていて、造作家具を考える時の参考になりそうと思いました。タイトルに「工務店の~」と書いてあるだけあって、実際の製作をイメージできるのが良いです。

⑤ 照度シミュレーション

今回の住宅は光の取り入れ方が特殊なこともあって、日照時間シミュレーション・照度シミュレーションを行いました。
Honeybeeを使ったこともあり、こちらのサイトを参照してました。

⑥ 模型作り

全体構成を理解してもらうために、1/50の模型を作成しました。
図面と併せてお施主さんに診てもらうことで、空間をイメージしてもらいながら話ができます。模型は図面より分かりやすいし、何よりめっちゃ喜んでくれるのが嬉しい :)


考え事

① 美意識と感性とセルフブランディング

これ、8月の振り返りにも書いてましたね。笑
最近、お客さんと話したり、こうして発信をしたりして改めて「セルフブランディングどうしよう?」という悩みにぶち当たりました。
研究者の友人と話をしていても、最近そういったことを考えるようになった、と言っていて研究者でもそういった観点は必要なんだなーと思ったり!
これは読んだ本が面白すぎた(ここ最近読んだ本の中でぶっちぎりに面白かった)ので、別でまとめますね。お楽しみに!笑

② 話し方

セミナーでの人の話を聞いて「もっとこうしたらいいのに!」と思ったりしてました。自分が思う、発表や説明で大事なこと。

・ 聴衆に何を感じて欲しいか?何を価値として届けたい か?明確にする。
・話すときは聴衆の方を向く姿勢で。誰に向かって話してるか? 意識する。
・PPT等スライドを使って説明する場合は、初めてスライドを見た人がどう感じるか?考えてページを作ること。
・ただ情報を持ってきて示すだけではなく、自分なりの切り口を持って提示すること。切り口にその人が出る。(説明で何ですごいか?面白いか?教えてくれる人って素敵ですよね。)

こんなこと偉そうに言ってますがその一方、自分が話し方で注意されたりもしてました。それは、説明・プレゼンというより人と話すときのこと。
人に寄り添ってコミュニケーションする、はもうちょい頑張りたい、、
多分、相槌や人の話を聞いてまとめるのが上手い人の話し方を見たり、「この人ならどう言うか?」考えたらいいのでしょう。。

今年もあと1/4。10月も楽しく過ごせますように : )


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