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中検対策のプロが教える授業

こんにちは! 東京外語学院の学院長、駒﨑達也です。

本日より 「中検3級対策講座」 がスタートしました!
3月23日(日)までの期間、週1回・全15回の集中講義で、合格へと導きます。

講師は私が担当します。試験の概要から出題意図、攻略のテクニックまで、 「合格するために必要なこと」を徹底的に解説していきます。

今回は、中検対策を進める上で 「中国語の実力を本当に伸ばす勉強法」 について、私の視点からお話ししたいと思います。


1. すべての問題には「出題者の意図」がある

私はこれまで、多くの入試問題や資格試験の作成に関わってきました。その経験から言えるのは、 「出題者の意図を読み取ること」こそが、合格へのカギ だということです。

多くの受験者は、問題を解くことに集中するあまり、 「なぜこの問題が出されたのか?」 を考えていません。

しかし、 出題者が本当に測りたいポイント を理解できれば、選択問題も作文問題も、 効率よく対策 できます。

この問題は、文法を問いたいのか? 語彙を問いたいのか?
どんなミスをしやすいのか?

この視点を持つだけで、 解答の精度は劇的に向上します。


2. リスニングは「音」と「文字」を一致させることが第一歩

リスニング問題を苦手とする人は多いですが、 スクリプト(会話文)を文字で読んでみると、意外と簡単に感じることがあります。

なぜなら、リスニング問題の文章は、基本的に 1つ下の級のレベル相当の文法や語彙 で作られているからです。

つまり、 聞き取れない理由は「内容が難しいから」ではなく、「音と文字を結びつける訓練が足りていないから」 なのです。

スクリプトを見ながら音声を確認する
自分で音読し、発音やリズムを意識する

この2つを繰り返すだけで、 リスニング力は大幅に向上 します。

「知っている単語なのに聞き取れない…」という悩みを抱えている人は、 まずは焦らずに、音と文字を一致させる練習 から始めてみましょう!


3. 直訳から意訳へ——言葉の「連想ゲーム」を習慣に

外国語を日本語に訳すとき、 「直訳」と「意訳」のバランスを取ることが重要 です。

まずは 文法に忠実に直訳する ことから始めましょう。
しかし、そのままの日本語を誰かに読んでもらうと、 「なんか変…」 と思われることも多いはず。

それは、 普段の日本語の語感とズレているから です。

「自分が自然に話す日本語」に変換する
言葉の抽象度を調整しながら、連想ゲームのように言い換える

私は普段、 「難しい日本語を簡単に」「簡単な日本語を難しく」 というトレーニングをしています。

この練習を繰り返すことで、 試験本番でもスピーディーに自然な訳ができるようになります!

意外かもしれませんが、中国語の問題に苦戦している人の多くは、 「日本語力」が足りていない ことが原因だったりします。


まずは「過去問を徹底分析」することが合格への近道

資格試験に挑むなら、 まずは「敵を知る」ことが最優先です。

過去問を分析せずに、やみくもに勉強しても、 効率は悪い もの。

どんな問題が出るのか?
どんなミスをしやすいのか?

これを徹底的に研究した上で、自分の弱点を洗い出し、 足りない部分を重点的に補強 していきましょう。

焦らず、一歩ずつ確実に進めることが、合格への最短ルートです。


最後に…

ここまでお読みいただき、ありがとうございます!

このnoteでは、 私自身の経験や、言語教育に対する思いを率直に綴っています。

「なるほど!」と思ったら、「いいね」やコメントをお願いします!
あなたの勉強法や疑問も、ぜひシェアしてください。

外国語を学ぶことで広がる 新しい世界 を、ぜひ一緒に探求していきましょう!

これからもよろしくお願いします!



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