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【けもの道のコーチング】愛情を言葉で表す

 コーチングはテクニックだけ覚えて上手に使えたらいいのではなくて、愛を持って話をすることです。
 本当の愛情交流は、コーチングでも重要です。
 極端かもしれませんが、パートナーとの愛情、親子の愛情を頭の中に思い描いて、「愛情を言葉で表す」を考えます。

[愛情を言葉で表す]

●「愛情を言葉で表す」とは

 「ありがとう」と気づいたときにすぐに伝えるのは当然として、
 「愛情を言葉で表す」とは、

  • 相手を好きなところ

  • 尊敬するところ

  • すごいなあと思っているところ

  • 美しいなあと思うところ

 を素直に相手に伝えること。

●「うまくいった結果のみ」しか話せないなら

 ここで、「うまくいった結果のみ」しか話せないなら、

  • 自分の身代わりをさせている

  • 操り人形を操る人になっている

  • 君臨するジャッジする人になっている

●「やっていないことのみ」しか話せないなら

 「やっていないことのみ」しか話せないなら、・・・・(やっていないことなのに、あたかもやってもらえたかのように話す人がいるのです)

  • 夢の世界に逃げ込んでいて

  • 相手をよく見ていない

  • 自分の希望を伝えることをしていないし、相手の意見を聴いていない

  • 自分の期待に応えていない

 を表します。
 それを聞いて、自分のことを認められたと感じることもなく、うれしくはないですよね。
 もしかしたら、相手に罪悪感を抱かせることで、相手をコントロールしようとしているのかもしれません。

 「愛情を表す」って簡単なようでいて、なぜかできないのだけれど、最初に書いた4つのことをすればいい。
 というか、まずそれからはじめましょう。


[なぜ愛情を言葉にして伝えられないのだろう?]

 以下、おそらく正しいことだと信じているけれど、あくまでも私視点のことだと理解してください。
 女性、男性と分けたけれど、傾向としての話です。

 「愛情を言葉で表す」のは、
 女性が男性に愛情を示してほしいというときに、
 そして、男性も自分に自信を失った時にかけてほしい言葉。

女性は

 女性は愛情を示されて、自分には過ぎたことかもしれないと思いつつも、とてもうれしく受け取れる。
 女性は、感じたことを感じたこととして伝えることができる。
 事実を事実として伝えることができる。
 自分がそうだから、そのまま受け取ることもできる。

男性は

 一方男性は、愛情を示されて、・・・そもそも愛情とわからない、かも。
 愛情とは自分が愛でるものだから。
 ほめられるものは、「称賛されるもの」。
 だから、持って生まれた容姿、運動神経、音楽、美術など芸術系をうまくできること、家系などの見てわかるものや学歴・職歴など、誰にとってもわかりやすく秀でているもの。
 これらをほめられるのはわかる。理解できるから受け取れる。
 だから、ほめられてうれしく思いつつも、裏の意図は何なのかを考え始める。
 そう。「ほめられる」と「愛情を表してもらえる」は別物。だけど、男性は区別がよくわからない。だから、自分から愛情表現するのも苦手。

 「ほめられる」のはそのうち「当たり前」になる。
 「愛情の言葉」をささやいても、それは目的があるから。と、自分がそうだから、相手もそうだと思ってしまう。

 だから、「愛情の言葉」があると信じること。
 そして特に男性は練習する必要がある。近い人を相手に練習しましょう。

  • 思った瞬間に口にする。

  • 相手の好きなところ

  • 尊敬しているところ

  • すごいなあと思ったところ

  • 美しいなあと思ったところ

  • そして、「当たり前」「当然」と思ったら、考える前に「ありがとう」と言う

 書き忘れたことがありました。相手が何を考えて行動しているか、共感的によく見ることも大切です。現実を見るのは怖くもあるけれど、愛情があれば、きっとできます。


[目の前のことに気づいて、共有する]

 愛情って、モノじゃなく、お金でもありません。(お金が不要ではないけれど)
 目の前のことに気づいて、共有すること。
 これだけなのですよね。

 「共有できる人」と「愛情を感じる人」は同じなのでは?とも感じます。
 どちらスタートでもいいけれど、スペックやチェックリストで比較するのではなく、自分の感覚に任せた方がいい。
 「けもの道」じゃないけれど、自分の感覚に委ねたら、簡単なことなのだと思います。(断定的なことは、各自で証明してください)

※キャンセルについて
 そうもいかないのはわかるけれど、あえてお伝えします。

 なお、「まっちがえた~」とか「いやー、勘違いだった」は、あるものなので、気づいたときに引き返せばいい。
 引き返させてもらえないのは、「システムが出来上がっている」「自分が知らないうちに、共有していないことまで相手が勝手に決めている」。
 そういうときこそ、引き返さないと自分の人生がなくなる。

 と、他人のことはよくわかるものです。
 だから、自分の人生を幸せにするのは自分しかいません。キャンセルはありにしましょう。


[書いた後で]

 以上は、あくまでも「愛情を言葉で表す」ことについての私の主観です。「愛情を言葉で表す」ことについて追加した方がいい視点などあればお教えください。
 でも、シンプルでないと覚えておけないし、行動もできないので、できるだけシンプルに。

 実のところ、これまで結構長く生きてきて、こんな簡単なことがわからなかったと気づいて、愕然となりました。


[愛情を行動で表す(試案)]

 「愛情を行動で表す」は、またいつか書きたいですね。

  • 情報と行動を共有する

  • 相手がやりたくてもできないことをサポートする(思い込みでやらない)

  • 相手の行動目標から自分が何をすればよいか考える(自分基準にならない)

 までは思いつきました。

 どちらにしても、「相手に愛情を感じていること」「相手と言葉で理解しあっていること」が大事。
 暴走したら、互いに不幸せです。ご自愛ください。

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