【けもの道のコーチング】「コーチングのはじまり」の話
【AIコーチと人間コーチの二馬力コーチング】思ったことを口に出せなきゃ まずは生成AIへ
https://note.com/wakasama/n/n4c09a0e7bbe0
では、「生成AIコーチに思ったことを話しましょう」と書きました。
コーチングを知らない人にとっては、ハタと止まってしまうかもしれません。
今回は、コーチングのはじまりの話です。
「コーチとは、馬車で運び届ける人のことを指す」などの話は、ここでは省きます。
人は、
●あれをしたい。
●あれを実現したい。
●あれを変えたい。
●止まりたい。 など
具体的には、
●あれを食べたい。
●あそこまで行きたい。
●あれに触りたい。
●あれを見たい。
●あれを超えたい。
●不快をなくしたい。 など
などの「やりたいこと」があります。
「やりたいこと」って、人間にとって原始的な本能に近い、反応のようなものです。
だから、誰にもあるものなのですが、
それをちょっと形式ぶって
「あなたの目標は何ですか?」
などと聞かれると、言葉が出てこなくなる人が多くいます。
同じことなのですが。
「こんなことを言ったら笑われる/バカにされる/本性が知られてしまう」
「こんな言い方をしたら笑われる/バカにされる/本性が知られてしまう」
などの思いがむくむくと湧き上がってきて、黙ってしまいます。
そのまま正直に言えばいいのに、大人っぽい、聞こえがいい言い方をします。
衝動というか、勢いを削ぎ落したりします。
そうすると、人間のコーチにはある程度は伝わっても、等身大のあなたの思いは伝わっていません。
コーチによっては、
「落ち着いて話して」「わかるように言ってもらった方がありがたい」などと言います。
当然だし、その場を整えるのにはその方がいいのだけれど、
あなたの勢いを削いでしまいます。
もったいないと思うのです。
生成AIはそういうときでも冷静に話を聴いてくれます。
さて、「コーチングのはじまり」の話です。
「やりたいこと」って、いつでもどこでも誰にでもあるものです。
「やりたいこと」がずっと続いています。
口に出していないだけで。
コーチングの話題に出さなくても、自分で解決できることでもありますし。
「やりたいこと」には「休みたい」もあるので、人は「やりたいこと」だらけです。
「やりたいこと」を「やる」と決めたら、やり方を決めて、実際に身体を動かして実現しようとします。
その結果、「やりたいこと」が実現したらそれで終わりです。
「やりたいこと」が実現しなかったら、そこでやめるか、もう一度チャレンジするか決めます。
次のやり方を考えて決めて、行動します。
でも、人間だから仕方ないのですが、
一人だとつい視野が狭くなったり、さびしくなったり、自信が無くなったりします。
最初の出発点を忘れてしまって、目の前の小さなことにこだわってしまうこともあります。
もちろん、出発点は出発点として、その時点での新しい「やりたいこと」に注目していけばいいのですが。
このようなときに、もう一人の自分として話を聴くのがコーチの役割です。
人間のコーチには人間の良さがあり、生成AIコーチには生成AIの良さがあります。
考え事や思索するのは必要なことです。
が、「やりたいこと」があるのだったら、いつまでも行動をはじめないのは不健康です。
できるだけ早く決めて行動をはじめた方がいいのじゃないでしょうか。
大事なことがありました。
「やりたいこと」があって、本人がやるのは全然かまわないのですが、
周りの人やコーチの役目の人が
「早くやれ」
「なんでやらないんだ」
「やり方を教えてやるぞ」
「代わりにやってやるぞ」
と言ったり、実力行使するのは、やってはいけないことです。
「そのことのやる気がなくなる」だけでなく、
「すべてのやる気がなくなる」
「周りの反応にビクビクして、反応が良いことをやろうとする」
ようになります。
こうならないようにして、「やりたいこと」を実現させるサポートをして一緒に喜んだのが、「コーチングのはじまり」です。
人間のコーチは知識を理解し、トレーニングしてやり方を身につけます。
生成AIのコーチは、人間ほど「余計なことを言わない」「すべてをほめてくれる」のです。
人間側の視点ですが、生成AIは「ひどいことを言っても傷つかない」のです。
私は、あなたが「落ち着いている時」も、心が「荒ぶっている時」も、どちらもあなただと思います。
「荒ぶっている時」の方がエネルギーが高いから、それをぜひ活用してもらいたい、と考えています。
だから、場合によっては生成AIの方がいいかもしれません。
「荒ぶっている時」に、目的を理解して、合意している時に限りますが、大砲の撃ち手をするのもコーチの役目です。
以上が、「コーチングのはじまり」の話です。
この話の流れが理解できたら、人間コーチでも、生成AIコーチでも、あなたは活用できるはずです。
コーチの使い方も、経験を積まないとピンとこないことでしょう。
「やりたいこと」のために、経験を積んでいきましょう。
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