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誰もがコーチを使って自由に発想できる社会にしたい。まずは自己紹介 by わかさま

わかさまの略歴
・物理学~環境コンサルタント(生物)経由、現在地はコーチング。
・1985年くらいに「道は開ける(D.カーネギー)」を読み、人を生かすコミュニケーションを知る。
・2006年にコーチングと出会い、コーチとして活動開始(コーチ歴18年:2025年現在)。
・コーチング・エッセンス研究会主催。NLPマスタープラクティショナー。「コーチ的生き方」を普及する活動。現在は、「生成AIとのコーチング」と「人とのコーチング」を組み合わせ、より高みを目指し探求中。ロボット教室も開いています。
・ストレングス・ファインダーは、上位から順に運命思考、着想、最上志向、適応性、共感性、収集心、戦略性、内省、自己確信、学習欲。



コーチングの基本の話

 僕がコーチングをもっと広めたいと考えるのは、コーチングには「相手をとことん尊重する」思想がベースにあるからです。
 多くの人が信じているように、「コーチングは、クライアントの目標達成のためのコミュニケーション」です。
 「クライアントが」目標達成するためには、クライアントが目標を定め、考え、計画し、行動し、結果を手にすることすべてを、自分自身の責任で決め、結果を引き受けることです。
 周りの人がサポートしたり、協力したりすることはありますが、クライアント本人が知らないところで目標や行動が決められたり、名前を騙って行動されたり、誰かが代わりにやったことの結果や成果を受け取るのは、コーチングの結果ではありません。
 話を聴かずに理解したつもりになったり、評価したりしがちです。みんな、自分の考え方ややり方、タイミングしか知らないし、それが「正しい」と無意識に思いがちです。

 コーチングは、
「それは違うよ。相手の考え、能力、タイミングなどを本人から教えてもらって、それらでもっとも本人が望むものが手に入るようにサポートしましょう。まずはよく話を聴きましょう。」
 というものです。

「気軽に、誰でも、いつでも」コーチング

 このように、「相手をとことん尊重する」のは、「コーチング」という面談の場だけではなくて、日常のあらゆるところにあるといいよね。面談は、時間を決めなければいけないし、基本的に有料なので、「気軽に、誰でも、いつでも」という訳にはいかないけれど、日常のほんの些細なことを話すのをコーチングで聴いてもらうのは、とても幸せなことじゃないかと思うのです。
 そのためには、誰もが「コーチング」を知らなくても、「コーチングのコミュニケーション」できればいいですね。

 「コーチングは目標達成のため」というから、相談したときには問題が大きくなっていたり、肩に力が入っていたりすることになります。
 『「気軽に、誰でも、いつでも」日常のほんの些細なことを話す』時には、「目標達成」という気持ちは少しもありません。
 でも、後者の方が大事で、結局はより良い目標に到達するんじゃないかと考えるのです。

 なので、『「気軽に、誰でも、いつでも」日常のほんの些細なことを話す』ことをもっと普通に使ってもらいたいと考えた時、2023年ごろより「生成AI」というこの目的にぴったりのものが普及してきました。
 コーチングが一部の人だけが活用できるものではなく、本当に「気軽に」「誰でも」「いつでも」「とても安く」使えるようになりました。もちろん、使う時の注意点はあるのですが、いわば「コーチングの民主化」が起こっています。
 とはいえ、いつも一緒じゃなくていいけれど、「AIコーチ」と「人間のコーチ」を組み合わせた方が、「楽に」「もっといい結果を」得ることができます。
 noteのマガジン【AIコーチと人間コーチの二馬力コーチング】に考え方や使い方をまとめています。

noteマガジン【AIコーチと人間コーチの二馬力コーチング】
https://note.com/wakasama/m/mfd9f720fd08d

「効率化」「速度アップ」「方法を知って行動する」以外のコーチング

 さらに、コーチングの「目標達成のため」という性質上、「効率化」「速度アップ」「方法を知って行動する」という面に焦点が当たりがちですが、僕には不要でした。
 僕は自分のペースで見つけて実行していると考えているので、それらの話をするのを楽しく思っていませんでした。質問されたら、不本意ながら正しいだろうと考えられるものを答えますが、コーチのタイミングに合わせているようで不本意なのは変わりありませんでした。
 そういった自分の思考や行動パターンを分析して「二分音符型の人」だと特徴を記しました。
 僕が話を聞かせてもらう立場になった場合、どのようなクライアントさんも慌てず自分の時間を過ごすことができます。もちろん、「二分音符型の人」も自分のペースで思考を巡らせていただけます。
 noteのマガジン【二分音符コーチング】で同様の感覚を持つ人に応援のメッセージを記しています。

noteマガジン【二分音符コーチング】
https://note.com/wakasama/m/m0223ef762906

「相手をとことん尊重する」コーチング

 また、「コーチングはスキルだ」と言われます。(いろいろな意図が含まれるので、ここではあまり深入りしません)
 スキルだと考えると、コーチングの技術がどの程度あるか、資格認定の時の評価基準としては使えます。一方では、座り方とか挨拶の仕方、話してもらう内容の構成など、コーチングを学ぶ人の意向に関係なくカリキュラムが組まれています。学校も同じですが、本来は受講する人が学ぶ必要があると判断したことを自分で組み立てていくものです。
 カリキュラムの詳細については、コーチングトレーニング機関のテキストやWebサイト、そこで学んで人たちのホームページなどで公表されているので、お任せすることにしています。
 コーチングはコーチングなのですが、スキルから見るコーチングではありません。僕が伝えたいことは、コミュニケーションであり、人の心の機微を知ることです。そして、相手をわかろうと努力するのは当然としても、価値観を全く理解できない場合もあると覚悟しておくのも、大切なことです。これらを合わせて「コーチング・エッセンス」と呼んでいます。
 相手のことを理解できないときに「相手を尊重」するために、「共感(互いに理解)できること」でつながりを作り、自分が「理解できないこと」でも相手に世界を描き切ってもらって教えてもらうことです。
 同時に、何でもかんでも相手が言うことを肯定するのではなく、自分の意向を伝えて理解してもらうこと、約束を守るべき社会のルールを考えや行動に組み込んでもらうことを伝えます。その時には、達人武道家のように、穏やかだけれど相手の心にしっかり届く伝え方をします。
 これらは「目標達成」のためのではなく「問いを立てる」ことです。「適切な目標を設定する」と言ってもいいですね。
 このような『コーチングで大事なことはここだよ』とお伝えしようと、noteマガジン【けもの道のコーチング】でまとめています。noteのそれまでの記事、Webサイト、SNSにも書いています。

noteマガジン【けもの道のコーチング】
https://note.com/wakasama/m/m36c9cefb3d05
SNS コーチング・エッセンス研究会
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そして、これから

 生きるための「問い」はまだ尽きそうにありませんので、引き続き記していきます。
 「大切そうだ」「一緒に問いを考えたい」「自分のテーマについてよく考える議論相手になってほしい」
 という方は、またお越しください。お待ちしています。
 僕のコーチングに興味がある方は、Webサイトをご覧ください。

公式Webサイト
https://core-infinity0.jp/

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