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女子2人!自転車レトロ旅!商店街編【福井県小浜市を発掘】

嶺北生まれ嶺北育ち!
わかさはっくつナビゲーターの大川晴菜です^_^

突然ですが、私は運転免許も車も持っていません。
そんな21歳女子が、どう嶺南を楽しむか??

安心してください。嶺南には車がなくても楽しめる場所はいっぱいあるんです。
その一つが小浜市!
歩きや自転車で1日ぐるっと市街地を楽しめちゃいます!

日常の“レトロ”に注目する、
のんびり20代女子の旅!

旅の舞台は小浜市

今回は、歳の近いお友達・野口さん(25)との女子2人日帰り旅行!

“レトロかわいい”を発掘したい!ということで旅の舞台は小浜市に決定しました😊

【小浜市ってこんな街!】
国宝や国、市の重要文化財の神社仏閣がたくさん!
京へ海の幸を運ぶ鯖街道のルーツ。
荒波が創り出した海食洞“蘇洞門”等

はまかぜ通り商店街

福井駅から電車にかたんかたんと揺られ約1時間半。

小浜線からの景色!空が広い。

山海の絶景に癒されながら辿り着いたのは小浜駅。
今回のスタート地点です。

さっそく駅前の“若狭おばま観光案内所”で自転車をレンタルすることに!

1時間300円から!助かる!

電動自転車があるとのことなのでお借りしましたが、デザインがとってもかわいい…!

あれ、全身青になっちゃった。

乗ってみたはいいですが、社会人になってまっぴら自転車を乗らなくなった女子2人…。

真っ直ぐ乗れるかな!?とか、ハンドル切るタイミングが分からん!と騒いでましたが
タイヤが小ぶりな電動アシスト付きの相棒のお陰で何とかなりそう。笑


さて、言わずもがな今回もノープランでやってきたリフレッシュ旅行なのですが、
探す間も無くすぐに商店街が私たち旅人を迎え入れてくれました!
小浜のいいところだね〜!

まずは昔ながらのレトロなお店の数々を堪能しようと、“はまかぜ通り商店街”を散策することにしました。

ゆったりとした時間の流れを感じるはまかぜ商店街

ちなみにこのはまかぜ通り商店街はお店だけでなく、
シャッターには学生たちのペイントアートが描かれていたり、
朝10時からはみんなでラジオ体操をしたりと、活気も溢れる楽しい街なんだそう!

さっそく情緒あふれるお店がたくさん…!
食堂に、古民芸品…など、長い間愛されてきたことが伝わってきます。

「あ、ここ。小浜の美味しい食べ物の気配が…!?」

色とりどりのお野菜!どれも新鮮だ!

お店に並んでいた野菜は
小浜の赤玉ねぎや、高浜のとうもろこしなど、まさに地元のもの!

このようなお店で毎朝身近なものを調達する丁寧な暮らしに憧れている私…。

とっても気になる!ということで入店〜!

中に入ると…
「お野菜、卵、お惣菜……に…、ん??」

鎮座されとる……。

ニャンコまで!?!?

大丈夫、お母さんの飼い猫でした。笑

なで……。

こちらの清水食料品店さんは約40年前から営まれているそうで、
当時から近所の方々のスーパー的存在なんだそうです。

お店の奥にはお姉さんとお二人で作られたお惣菜のコーナーが。

しいたけやかぼちゃ…いろんな煮付けがいっぱい!

うわーー、どれも美味しそう!
せっかくなので私は長芋やにんじん、鶏肉も入った具沢山の煮物を一つ購入しました!

盛り付けてみたよ

ぱくっと食べてみると、
優しい味の出汁がしっかり染みていてほっこり…。
あっさり系なのが初夏の暑さにぴったりです!

ここを営まれているお母さんは、生まれも育ちも小浜だそうで…!

郷土に根付く一つの家庭の味を知ることができました。

清水食料品店
福井県小浜市駅前町3-12

旧いづみ町商店街

続いてやってきたのははまかぜ通りからすぐの“旧いづみ町商店街”。
ここはつい数年前までアーケード街だったのですが、2022年3月に工事が完了し新たな鯖街道として生まれ変わりました。

そんないづみ町商店街の入り口・大きな交差点に面したお店の店先には……
んん!?なにやら大きな干物が!?

何のお魚だろう??

どこか近代的な建物にかっこいい看板……オシャレ……!


ちょうどお店のお母さんが外で作業をされていたので声を掛けてみました!

「いい香り…!お魚いっぱいですねー!?」

ま、まさかこの魚は…!?

お話を聞くところによると今店先で干しているこの魚は
若狭湾で獲れるアマダイ、最高級食材のひとつ“若狭ぐじ”!!

他にも…

奥の水槽には生きたお魚!

味噌漬けや、小浜ならではの醤油干し等……。
鮮魚以外にも粋な商品がいっぱい並んでいます!

お母さんのお話によると、若狭小浜の地の魚にこだわりを持ち営まれてきたこの加福鮮魚さんは、創業から100年以上。

若狭小浜の美味しいお魚は県外の方にも大変人気で、
京都や大阪などの料亭に卸していたり、夏のこの時期はお中元として贈られることも多いそう…!

お母さんのおすすめを伺うと…、どれも美味しいけどやっぱり夏は若狭ぐじ!
ということで、若狭ぐじの味噌漬けを頂きました!!

1日漬けて、グリルの弱火でじっくり焼く!


味噌のシンプルな味付けが若狭ぐじの旨味を引き立てていて超おいしい…!!
ご飯と食べるのがもったいなく感じるほど、肉厚な白身がたまりません…。

ちなみに夏は若狭ぐじ、冬は若狭がれい が人気のようですよ!

そこからお母さんとの3人女子トーク!
お話が楽しくて30分ほど居座ってしまいました。

そんなお母さんの近くのおすすめスポットは……

「すぐそこに大きな川があってな、橋から見る2つの川と海がとっても綺麗なんよ。」

どこだろうと一緒に地図で探すと、どうやら近くの“こうのとり橋”付近の景色らしい。

ここまできたら、せっかくなので行ってみようー!

 加福鮮魚
 福井県小浜市小浜広峰7 
https://kabukusengyo.com/

こうのとり橋

旧いづみ町商店街から自転車で5分ほど。

ふー!涼しいぜ!

電動なのでスイスイです。
駅から北東に進むと大きな橋がありました!!

橋の真ん中に進んでみると……
わー!!見晴らしが良い!

こうのとり橋から!
海に繋がる“北川”

入りくんだ珍しい形の小浜湾が川の先に広がっています。

たしかに、ここに来ると心が晴れやかになりますね。
運転中の色々な人を癒してきた景色なんでしょう。

川の横に川があるのって、不思議な感じ!?

夜になると灯るあかりは川沿いからみると一つの観光スポットになるくらい美しいそうです。
昼と夜のふたつの顔をぜひ楽しんでみてくださいね。

 こうのとり橋
 福井県小浜市竹原

じっくりのんびり商店街お散歩編・完

ということで、実はここまでで午前中!
半日でも十分楽しめましたね…!

リフレッシュ気分で
行き先を決めずのんびり商店街を歩いてみると、
その土地ならではの文化や、家庭の一部を覗くことができました。

すこし日常に疲れて、現実逃避したい。
そんな時、自分を知らない土地の、のんびりとした時間の経過に心絆されそう!^_^

その土地の新たな住人になったような視点で過ごす旅の形もオススメですよ!

▼後編はこちら

本記事の内容は福井県の公式な見解ではなく、 わかさはっくつパートナーたちによるひとつの思いであり願いです。
読者の皆様には、本記事を通して嶺南というまちを自由に感じ取っていただければ幸いです。

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