スメハラについて思うこと

 最近、「スメハラ」という言葉を耳にすることが増えました。例えば、隣のデスクに座る上司の体臭がひどく、仕事に集中できないだけでなく、気分まで悪くなるような状況が代表的です。しかし、医療従事者であれば、特に高齢者のケアを行う中で体臭や口臭は日常的に経験するものであり、さらに便や吐物などの汚物を扱うことは日常茶飯事です。

 もちろん臭いを理由に仕事を放棄することはしないでしょうし、患者の尊厳を傷つけないよう配慮もするでしょう。「隣の上司」の例とサービス業との違いはあるにせよ、ホリエモンが「二酸化炭素を出すなというのは、人間の存在を否定しているのでは?」と指摘したように、臭いも生きている以上、ある程度は避けられないものです。それを「スメハラ」と言われると。。。体臭が気になる季節に思ったことを書いてみました。

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