Sayonara

ありがたい送別会をいくつも企画してもらった。それぞれに丁寧に、また再開できる含みを持ってお別れした。感謝しかない。最終日まで時間的余裕がなく、でもなんとか最低限の処理は終わったような気がする。家に仲の良い後輩家族が来てくれて何か言いたそうにしているが、こちらは出発の段取り特に犬と猫も一緒に旅立つのでそのあたりの心配があって、その家族との最後の時間をうまく過ごせなかった。すまんね。昨日朝に行ったPCR検査は陰性。証明書を持って出国する。

9年間住んだ家。名残惜しい。一つの場所に9年もの長い期間住んだのはここが初めて。頼んであったお迎えの大きな車に荷物を詰め込み、その家族と記念撮影をした。やはり別れを寂しいものだ。グッときたがこらえた。また会おう。

空港に着き、チェックインと同時に犬と猫のケージの確認、ケージの上からもう一枚網状の入れ物をかける。自分が犬だったら、猫だったら絶望的になるようないわゆる包囲網。明日朝会おうね。会社の先輩や後輩、それから友人たちが10人以上お見送りに来てくれた。みんなそれぞれ忙しいのに本当にありがとうね。お世話になりました、それでは行ってきますと一礼しイミグレに向かった。最後まで手を振ってくれるみんな。今度いつ会えるかな。

飛行機が日本へ向かった。

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