能登半島地震における旅館の記録㊺

8月8日に宮崎県沖で発生した震度6弱の地震により、気象庁は「南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）」を発表して、国民に注意を呼びかけました。またあちこちで大きな地震が来るのではないかと心配でしたが、みんなの意識が高まり、それぞれに最大の備えが出来たならば良かったと思います。15日で呼びかけは終了しましたが、日本は地震大国。怖がり過ぎることなく、萎縮することもなく、防災意識は高く持ち続けたいです。

7月22日　全体集会
千葉からスタッフも出勤してくれて賑やかにな日になりました。湿気とカビ臭との戦いの中、棚卸しを中心とした作業。震災後の備品移動で色んなものが混在し宝探しからだったのですべての備品棚卸しは終わらず。この日もスタッフ特製クラフトコーラを頂き、まかない弁当はボリューム満点「能登豚のしゃぶしゃぶ弁当～」。あるスタッフが、最近とても暑く食欲が落ちてきているけれど、本日のまかないはどれも食べやすく、献立を考えてくれた料理人の皆様に感謝！との事。まかないチームの皆様ご馳走様でした。とても美味しかったよ～！

料理人だけがまかない担当をするわけではありません
色んなスタッフもまかない担当をします

さっぱりしてとても美味しかった！

みんな、多田屋からの景色と一緒にクラフトコーラーの
写真を撮りたいよね

7月29日　ボランティアデー
この日も館内の暑さと湿気との戦い。とにかく布団を出して室内干しをする。夏布団の状態が良くないという報告もあり。多田屋の備品達よ、なかなか助けに行けなくてごめんよ。

ボランティア活動から戻ってくるスタッフの顔が
とてもかっこよくて素敵です

～初めてまかない担当をしたスタッフより～
初めてまかない弁当のお手伝いをしました。いつも主に今在庫としてある食材、そしてスタッフが差し入れしてくれた食材を工夫して美味しいお弁当を作ってくださり感謝します。どのような過程で作られているのか今回お手伝いをし大変勉強になりました。五郎島金時から作られたミックスフライ用のソースは甘いペーストにレッドオニオン、和からしと万能酢を加え、そこに胡椒と塩で味を調えました。中々自分では出来ない発想です。お昼時間に合わせ、魚も焼き、フライも揚がり、温かいお弁当が皆に届けられるよう心遣いを感じました。常に相手(お客様)を思いやる心を大事する基本の基を学び直した気がします。

ボランティア活動の中でもお互いを思いやり
敬意を払う事ができる多田屋スタッフ

8月1日　ポケモン列車運行
夏休み期間、七尾～穴水までポケモン列車が運行される。これはとてもかわいい。子供達だけでなく大人も嬉しくなる列車だ。

本当に能登は素敵なところです

ラッピング デザインコンセプト
前部面と片側は、ピカチュウをはじめ、たくさんのポケモンがこどもたちに笑顔を届けようと、みんなを応援しているデザインとなっています。また、能登半島の里山と里海の豊かな自然を、ライトグリーンとライトブルーのカラーグラデーションで表現しています。後部面ともう片側は、「なかまをおうえんする」というプラスルとマイナン、「ひとびとのこころをいやす」というミロカロスといったポケモンを中心に明るいカラーリングとし、こどもたちに寄り添いながら応援するといったデザインとなっています。

今も続いている、各方面からの応援に心から感謝致します。
続く…