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能登半島地震における旅館の記録62
今、記事をUPしようと思ってnoteを開いたら、noteを始めて1周年!という記念バッチが出てきた。そうか…今日で1年なのか。自分の記事をあまり振り返った事はないけれど、今度ゆっくり読み返してみようと思う。
1月18日 スタッフの報告より
「気持ちよく晴れ!眺めが最高でした!撮りたい景色がいっぱい!スマホが手放せない1日でした!」スタッフの写真があまりにも、多田屋愛に溢れていたので是非ご紹介させて頂きたい。
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阪神淡路大震災から30年。私はあの時、高校3年生。看護学校への進学が決まっていた。私の親戚は関西にたくさんいる。私の母が、朝起きてニュースを見て悲鳴を上げたのをよく覚えている。息子とニュースを見ながら「ねぇ、30年後いくつになるの?」と聞いたら、「41歳」そっか…41歳か。働き盛りで、決して口には出せないけど、多田屋を盛り上げてくれているのかな。(今の所、息子の夢はサッカーチームの監督、なぜか選手ではない…。又は、スポーツカメラマン、選手のカッコいい写真を撮りたいそうだ。)
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このお手紙も多田屋の宝だ
先日、あるお客様からお菓子と一緒に何枚ものお手紙が届いた。その内容に私は驚き、感動し、多田屋スタッフとお客様との答え合わせがやっと出来たような気がして涙が出た。そう、あの1月1日のチェックインから地震発生、小学校への避難、2日の金沢への送迎までの事がお客様目線で書かれていた。小さなお子様連れのご家族で、私のこのnoteにも出てくるお客様だった。手紙の中で、このnoteを見てお客様自身もあの時の状況の答え合わせが出来たと書かれていた。
そして最後に、あの地震の時にお腹に赤ちゃんがいて、無事に新しい命が誕生したと教えて下さった。なんと感動的な事だろう。命が繋がっていくとはこういう事なのか…。絶対にまた多田屋に来ていただけるように頑張ろうね!とスタッフ皆と誓った。
続く…