わかおの日記336
朝起きて、アイスコーヒーを飲みタバコを吸って、自分を目覚めさせようとしているときに、母親がリビングのテレビでおもむろに「あいの里シーズン2」を観だした。
画面のなかで、知らない中年男女が焚き火を囲んで恋バナをしており、なんか家に土足で上がられたような気になった。
そのあと田町まで向かい、ヤケクソ文學ラジオの収録をした。終わったあと、滝くんと駅前の立ち飲み屋でちょっと飲んで帰った。滝くんは、小説を書く時間を確保することも加味して、就職先を選んだらしい。その割り切りというか、覚悟というか、両立するぞみたいな心意気みたいなものが、すごいと思った。立ち飲み屋の外国人の店員は、グラスが空になると次の飲み物を頼むよう催促してくるので、結局けっこう飲んでしまった。
ラーメンが食べたくなり、新宿で降りて、ふらふらした。そのうちに大久保公園でラーメンフェスがやっているのを思い出して、スキップしながら歌舞伎町を歩いた。ちょうどいい寒さの大久保公園で、アツアツのラーメンを立ちながら食べた。めちゃくちゃうまかった。体があったまったなあと思いながら、大久保公園を後にして、西武新宿駅の北口まで歩いたが、駅に着くころには普通に寒かった。