調子がわるいとき
鬱になってから、調子のバランスはまさに波のようで、落ちるとこまで落ちた日もある。
でも、落ちるとこまで落ちる時に限って、あんまり自覚がない。
9月の末に、私は大量の安定剤と睡眠薬を服用した。
なんでもない、三連休の最終日。天気の良い昼下がりだった。
人との関わりが殆どない仕事が辛くて、寂しくてしょうがなかった。一緒に住んでいる彼に、結婚願望がないと言われた。
将来が不安で、生きていくことが怖くて、死にたい半分、楽になりたい半分ぐらいのつもりで、気がついたら手元の薬を飲み干していた。
辛かったのだと思う。でも、鬱になってからもう5年で、5年の間に感情に蓋をすることを覚えてしまっていたのかもしれない。
私と同じように苦しんでる人も、たくさんいると思う。頑張ろうって、私は言わない。
死んじゃえとも、生きろとも言えない。
無責任だから。
ただ、仲間がいることは覚えていて欲しい。
頭の中で、この人になら話せるかもって人が思い浮かんだら、話を聞いてもらおう。
きっとそれだけで、正気に戻れると思う。