私の電子書籍の参考文献2冊をご紹介。


この2冊からたくさん引用もさせてもらいました。

【菅野恵理子著】
『ハーバード大学は「音楽」で人を育てる──21世紀の教養を創るアメリカのリベラル・アーツ教育』

​【中村紘子著】
『ピアニストという蛮族がいる』

です。

中でも、菅野恵理子さんの本の
第4章「音楽はいつから 〈知 〉の対象になったのか」では 、音楽教育の歴史がギュッと詰まっていて本当に勉強になりました。

紀元前、古代ギリシア =ローマ時代まで遡って、
貧困者は、音楽学校に入れず、「リラが弾けない 」というのは”教養なき人”を表す言いまわしとなったという話から始まり、その後ヨーロッパで、中世で大学の創設が始まり、どのように音楽が学ばれるようになっていったのか、そして、ヨーロッパからアメリカに渡った音楽教育について、現代に至るまで本当によく書かれています。

ピアニスト中村紘子さんの本の中で書かれている、日本人初のピアニスト、久野久さんのお話、そして、明治の文明開化と共に突然人工的に日本に導入された西洋クラシック音楽から始まった、日本のピアノ教育…
読んでいて、今の日本のピアノ教育につながっていることが多く、なんだかすごく納得!!

ヨーロッパは、クラシック音楽の本場と言えども、
菅野恵理子さんの本を読んだ後に、中村紘子さんが書かれた日本のピアノ教育のルーツを読み、本当に衝撃的でした。

この2冊本当におすすめです!

私は、2冊とも電子書籍で読了です。

発売直後、「女性と仕事」「音楽」の2つのカテゴリーで1位に!ヴォンドラ高橋若菜著:「今すぐ始められるオンラインレッスン入門」は、9月27日(金)までキャンペーン中で、なんと100円!!で購入できます。



いいなと思ったら応援しよう!