薬剤師国家試験を半年間の勉強で合格した効率的な勉強方法とは?
こんにちは!この記事では、私自身の経験を元に、効率的に勉強を進めるための具体的な方法について紹介します。
中学生の頃、地域一の進学校に2位で合格し、その後、薬学部でも主席で卒業しました。学生時代、毎日勉強するという習慣はありませんでした。普段は「定期試験前に過去問を見て、落第しないようにする」というモチベーションでした。その時期はもちろんトップの成績ではありませんでした。
それでも目標(高校入試や国家試験など)が近づいたらそれに向けて短期間に勉強するというスタイルをとってきました。
効率的な勉強方法を意識的に取り入れることができた成果だと思っています。この記事では、その方法を紹介し、皆さんの目標達成に向けたヒントをお伝えしていきたいと思います。
1. 目標設定の重要性
勉強においてまず重要なのは、明確な目標を設定することです。目標が定まらないまま勉強を始めると、やる気を維持するのが難しくなり、何を優先すべきかが見えなくなります。私は常に「この期間でここまで到達する」という具体的なゴールを定め、その達成に向けた計画を立てていました。
目標設定のポイント:
具体的であること:例えば国家試験に合格する!ということ。
期限を決める:いつまでに達成するか明確にする。現役で国家試験に合格することを決めました。
分かりやすい基準:過去問や模擬試験で自分の現状を把握し、それを元に目標を立てる。
2. 過去問を使って「ゴール」から逆算する
目標が定まったら、次に重要なのは、過去問を解いて現状を把握することです。過去問を解いて間違ったところや正解したとしても完全に理解できていないところは自分になりに解説をまとめてノートに書き、試験当日までに何度も見返しました。
過去問を活用する方法:
現状を把握する:最初に過去問を解くことで、自分の弱点や得意分野がはっきりします。
戦略的に勉強する:理解できていないところをノートにまとめ、まとめ終わったら、できなかった問題のみを再チャレンジしてみる。1回目の過去問を解く時に理解できている箇所は自分のものにすでになっていると考え、試験直前に過去問を再度解く時のみにするとしていました。
3. 計画的な勉強スケジュールの立て方
次に、具体的な勉強スケジュールを立てます。私の場合、薬学部の試験に向けて半年間の勉強期間を設定しました。私自身、生活費は奨学金とバイト代で捻出していたため、完全に受験勉強に時間を割くことができなかったからです。実際、国家試験当日の直前までバイトをしていました。
計画の立て方:
・過去問のページ単位で目標を設定:目標は「1日何時間勉強する!」という時間単位ではなく、「過去問を何ページ解く!」という範囲単位で行っていました。半年間で過去問を3回解くと決めました。初めの頃は、解説をノートにまとめるため時間がかかると思っていたため、1回目を解き終わるのにかかる時間は余裕を持って設定しました。
・気分転換をこまめに入れる:私自身は、バイトの時間と趣味の「映画鑑賞(DVD)・漫画を読む」を入れて気分転換しながら続けました。
・定期的に進捗を確認:毎週末に自分の進捗を確認し、計画の修正が必要か見直します。予定に達していない時は、週末に頑張る。予定以上できているときには週末に気分転換を多めに入れるなどしていました。
4. 短期間で結果を出すためのコツ
私が中学3年生や薬学部で短期間で成績を上げることができた理由の一つは、集中して勉強する時間を確保したことです。短期間で成果を出すには、メリハリをつけた集中力が欠かせません。
集中力を高める方法:
勉強する時間と休憩時間を決める:25分集中して5分休憩するという方法がいいと言われていますが、自分で試して一番あう時間配分を設定するといいと思います。私は休憩→勉強へ戻る時が一番しんどいかったですね。タイマー掛けて、休憩時間は漫画読んでいました。勉強が終われば、漫画の続きが読めることをモチベーションに頑張っていました。
外部の誘惑を排除する:スマホを遠ざける、静かな場所で勉強するなど、集中できる環境を作ります。カフェなどで勉強する学生も多いと思いますが、私は周囲の声が気になってしまうので、自宅のみで勉強するとしていました。
まとめ
勉強はただ時間をかければいいわけではなく、効率的に進める戦略が重要です。目標を明確にし、過去問を活用し、計画的に進めることで、短期間でも大きな成果を上げることができます。私の経験を参考に、ぜひ皆さんも効率的な勉強方法を取り入れて目標を最短で達成してくださいね。