助動詞を理解しよう!④used toとwould(often) 意志を表すwill/would
今回は、英語の助動詞「used to」と「would(often)」と主語の意志を表す「will / would」について、大学受験生や英語を勉強している人向けに、わかりやすく解説。
「used to」=「would(often)」と思っている人も多いと思う。
確かにとても似ている、でもちょっとしたニュアンスの違いがあり。
本記事ではそれぞれの助動詞のニュアンスや使い方を詳しく解説しているので、英語の勉強をしている方は必見!
「used to」過去の状態や習慣的動作
①「used to」過去の習慣的動作:「(以前は)よく・・・したものだ」
「used to」の後ろは動作動詞が続く。「used to」を一つの助動詞として考える。
⚠️過去はしていたけど、今はしていない
「would」過去の習慣的動作
「(以前は)よく・・・したものだったなあ」
wouldは過去の状態を表すことができない。wouldの後ろは動作動詞が続く。
⚠️過去を懐古しているだけで現在は関係ない
I used to go to the pool often.
(以前はよくプールに通っていた、<今は通ってないけど>)
I would often go to the pool.
(前はよくプールに通っていたなあ<今はどうかは関係ない>)
When I was child , I would go skating every winter.
(小さい時、私は毎冬にスケートをしに行ったものだ。)
②「used to」過去の状態:「(以前は)・・・だった(が今は・・でない)」
My brother used to live in Osaka , but he moved to Tokyo last month.
(兄は以前大阪に住んでいたが、先月東京へ引っ越した)
似たような表現の「used to」と区別しよう
⭐️「be used to doing」:〜することに慣れている
toの直後は「名詞」か「動名詞」が続く。
I am not used(=accustomed) to speaking in public.
(私は人前で話すことに慣れていない)
My daughter is used to hot weather.
(娘は暑い気候に慣れている)
⭐️「be used to do」:〜するために使われる
*受動態(be used)に「目的」不定詞が続く表現
These woods are used to build houses.
(これら木は家を建てるために使われる。)
This drug is used to lower blood pressure.
(この薬は血圧を下げるために使われる。)
強い意志「will / would」
否定型でwill not=won't(どうしても・・しようとしない)
would not(どうしても・・しようとしなかった)
と拒絶のニュアンス。
No matter how much I try to persuade her , she will not (=won't) answer.
(どんなに私が説得しても彼女はどうしても答えない)
⚠️She don't answer.(彼女は答えない) *ただ事実を述べている
⚠️She will not (=won't) answer. *彼女の強い拒絶の意志を含んでる
We all tried to push the truck , but it wouldn't move.
(私たちみんなでそのトラックを押そうとしたが、どうしても動かなかった)
まとめ
以上、英語の助動詞「used to」と「would(often)」と主語の意志を表す「will / would」の解説記事でした。他の記事でも役立つ情報が満載ですので、ぜひチェックしてみてください。次回もお楽しみに!