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英語文法:関係代名詞・関係副詞

今回は英語文法「関係詞(関係代名詞・関係副詞」について解説していきます。
英語でよく使われる関係代名詞と関係副詞。英文をスムーズに繋げるための重要な要素です。使い方をしっかりと理解して、表現の幅を広げていきましょう。

それでは頑張っていきましょう。


①関係詞とは?

2つの英文をつなげて1つの文にまとめる働き。
I know the man. He is kind to everyone.
(私はその男を知っている。彼は誰にでも親切だ))
     ⤵︎1つの文へ
I know the man who is kind to everyone.
先行詞:the man 関係詞節に修飾される名詞
関係詞:who  関係代名詞と関係副詞の総称
関係詞節:

②関係代名詞(主格・目的格・所有格)

関係代名詞とは

先行詞(名詞)と文(名詞の働きをする語句が1つだけ欠けた)をつなげる働きがある。=関係代名詞の後ろは不完全な文
*関係代名詞節の中では、欠けた語句の代わりを関係代名詞が代わりをしている。関係代名詞にはwho whom which whose thatなどあり

*関係代名詞が関係詞節の中で主語の働き=主格

先行詞が人=who   先行詞が人以外=which
主格の関係代名詞は『that』への置き換え可能
例文:He is a famous actor (   )attended the party yesterday.
彼は昨日パーティに参加した有名な俳優だ
⭐️考え方⭐️
(  )の後ろには他動詞(attend)・目的語(the party)がある。主語が欠けている。先行詞a famous actorは「人」なので→(who)

*関係代名詞が関係詞節の中で目的語の働き=目的格

先行詞が人=who(m)      先行詞が人以外=which
目的格の関係代名詞は『that』への置き換え可能
目的格の関係代名詞は省略可能
例文:Food shortages are a problem(   ) we must address seriously.
食糧不足は私たちが真剣に取り組まないといけない問題だ。
⭐️考え方⭐️
(  )の後ろには主語・動詞ある。他動詞(adress)の目的語が欠けている。先行詞a problemは「人以外」なので→(which)

*関係代名詞が関係詞節の中で所有格の代名詞の働き=所有格

先行詞が人・人以外ともに=whose
*thatに置き換え不可
例文:She is the student (  ) essay won the prize.
(彼女は、エッセイが賞を取った学生です。)
⭐️考え方⭐️
the studentとessayに着目。「生徒エッセイ」という状況。
「先行詞 〜」の時には所有格の関係代名詞→(whose)

③関係副詞

*関係副詞の後ろは完全文
*前置詞+目的格の関係代名詞whichを関係副詞1つで表したもの
*基本的に、先行詞が場所→where   時→when  理由→why
必ず前置詞+whichで置き換えれることを確認

例文:Please tell me the name of the shop(    ) you bought that camera.
あなたがそのカメラを買った店の名前を教えて。
⭐️考え方⭐️
You you bought that camera at the shop.
               ⤵︎
             at which →(where)

*関係副詞(when  where why)には先行詞が必要。ただ、関係副詞「how」だけは先行詞がなくても使える例外。
This is how children learn their native language.
(このようにして子供達は母語を習得する)
= This is the way children learn their native language.
= This is the way in which children learn their native language.

④制限用法・非制限用法

例文:The students who studied hard passed the exam.
(一生懸命勉強した学生たちが、試験に合格した)
制限用法は合格した学生を「一生懸命勉強した」と限定している。

例文:The students ,who studied hard, passed the exam.
(その学生たちは、一生懸命勉強したが、試験に合格した)
非制限用法は「その学生たちは試験に合格した。その子たちは一生懸命勉強した」という補足情報を付け足す働きがある。
関係詞節の前に ,(コンマ)が必要
*関係代名詞that ,what 関係副詞 why , howは非制限用法で使用できない。
*目的格の関係代名詞は省略できない


〜一緒に問題を解きながら理解できる解説動画を作成しました〜

まとめ

今回は「関係代名詞・関係副詞」についてでした。
関係代名詞と関係副詞をマスターすると、文章がもっと自然で読みやすくなります。
ぜひ例文をたくさん作って練習してみてくださいね。
また、次回の解説をお楽しみに🎶




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