飲み食いがコミュニケーションを円滑に
2014年9月
子供達の属するELD(英語が第二外国語の学生の為のクラス)のランチ会兼説明会。ただの説明会だけでなく、子供達も親も馴染むようにとパーティーにしてしまうのがアメリカらしい。思い返せば、私も高校の時編入してパーティーがあったなと。その時コーラと思って飲んだルートビールが衝撃的に不味かった事を覚えている。今回のパーティーはポットラック(一人一品持寄り)だったので、悩んだあげくコスパも考え肉じゃかに。(マーチングに入ったので支出に対してよりシビアに)
アメリカでは本当に多いこのポットラック。この日だけに限らず、あらゆるシーンでポットラックがあった。誕生会、卒業パーティー、飲み会、部活の差し入れ、部活の夕飯、親睦会などなど。勿論、作る時間のない人もいるので、その場合はどこかで買ってきた物を持ち寄る。日本でこれやったら、「衛生面どうするんやぁ〜」とか、「食中毒とかあったらどうするんやぁ〜」とかなるのに、そしてなんでも訴える国アメリカの割には、こういうところユルイ。
肉じゃが:アメリカでは有名な料理では無いから売行きはまあまあ
やはり寿司が1番人気だった
色んな国の料理が並ぶので、作った人に話を聞いたり、知っている人が説明してくれたりと、英語が苦手な親子が会話をスタートし、打ち解けるのにとても適している。なかなか共通の話題が見つかりにくいし、誰もが英語が堪能ではない場合、こうして食べ物があって、皆んなで食べる事で、ととても場が和む。正式な入学式!も良いけれど、こういう親子でゆるりと集まれる機会は大切だなと。親が顔を合わせて置く事で解決する問題もたくさんあるから。
お食事タイムを楽しんだ後は先生の自己紹介とプログラム内容などの説明タイム。卒業までの単位確認や、大学進学について・・・うーん、まだ来たばかりで、私自身の単位計算に必死やから、子供らの事まで今は考えられない。でもしっかりしたプログラムがある学校なので、本当に助かる!
その後念願のワインフェスティバルへ!!入場料もいらないマルシェ的な、屋台が並ぶような感じなので、カジュアルに参加できるのがいい。それにレストランとかでもないのでチップが要らんし。まずは到着してワイングラスを買ったら、チケットも一緒に付いて来て、色んなワインやビールを楽しめる。そして普段は飲めないようなワインも安価で飲めるのも、楽しみの一つ。アートフェスも同時開催で、沢山の出店が並ぶ。青い空の下で飲むワインは最高やね。
カウンターでグラスとクーポンを購入
キュートな女性がついでくれた
歩行者天国になって賑わう
それぞれ好きな飲み物を片手に歩き回る
アーティストやオーガニック食品店が並ぶ
お天道様の下でカリフォルニアワインを飲める幸せ。これがあるから大学院の勉強頑張ろうって気持ちになる。たった数ドルでモチベーションが上がるのだから安上がり。そしてこういうの日本では出来へんのかな?道路交通法の問題なんやろか?夏になると毎週歩行者天国にしている街もあるし、外を上手に使っている。何よりワインだけ!とかアートだけ!ではなく、アート&ワインという組み合わせがオシャレ。こういうフェスティバルは、シリコンバレー界隈ではとても頻繁に開催されている。アーティストさんにとっても、一人で個展を開くよりも、こうして集まると多くの人の目に触れるし、お酒も入ってお客さんもリラックスした状態で、作品を見て、質問して、買ったりできる。オーガニックな石鹸を売っていたり、ジャズが流れていたり、踊っている人がいたり。しばし至福の時間を味わい、来週からのパワーを充電!
学び:カリフォルニアの青空の下で飲むワインは最高!