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【はらペコ学生向け】1日3食こってりラーメンの旅@函館|わかな
「函館といえばあっさり塩ラーメンでしょ」
この言葉はもう信じないでほしい。
大学生の頃、函館に4年間住んでいたわたしがおすすめするのは紛れもなくこってりなラーメンたち。
食べ盛りな学生の諸君、もし函館に行ったことがなかったら、ぜひ胃袋が元気なうちにラーメンをたらふく食べに旅に出てほしい。
⓪事前準備
レンタカーを借りる。
今回おすすめする旅は、基本的には車移動がよいだろう。
函館の観光エリアはたいてい市電とバスでアクセス可能だが、ここで紹介するラーメン屋は市街地から離れているところもある。
そのうえ食べまくる旅となると横になれる安全地帯が必要になる。
市電やバス移動となると、時刻まで立って待たないといけないし、乗車後は揺れに耐えながら目的地まで目指すことになる。
それに比べ、車は自分の好きなタイミングで移動できるし、ラーメンを食べすぎて動けなくなっても横になっていつまでも休むことができる。
万全の対策をして、こってりラーメンをたらふく堪能しよう。
①函館麺や 一文字 函館本店
まずは海を見ながら塩ラーメン。
塩(980円)。
ここで紹介する中ではあっさり系だが、チャーシューが肉厚でめちゃくちゃ美味い。
高校時代、同級生の両親が一文字ののれん分け店舗で働いており、毎日このチャーシューを使ったチャーシュー丼をお弁当で持ってきていて羨ましかったことを思い出す。
また、駐車場は店横に3台と少なめ。ご飯どきに向かうときは空き状況にも注意したい。
ちなみに大学時代に後輩がこの駐車場で苦戦して、バック駐車するときに電信柱に思いっきりぶつけてリアガラスを割っているので、アクセルの加減にもご注意を・・・笑
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②ラーメン屋 まつ笠
お昼はがっつり!七飯こってりみそラーメン。
函館のとなり町である七飯も個人的ラーメン激戦区である。
もし底なし胃袋を持っているひとがいたら、他のラーメン屋もぜひ回ってみてほしい。
味噌(930円)。
こってりとんこつスープねぎこんもり系ラーメン。
(ねぎラーメンにするとさらに山盛りになる▲)
とにかくスープが濃厚で甘くて美味い。一文字に比べるとチャーシューの存在感は薄いが、満腹感は勝ると思う。
駐車場は12台と広めなので、ピーク時間と多少重なっても大丈夫だろう。
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③ラーメンの高龍
〆は、五稜郭を横目にホルモンラーメン。
五稜郭といえば、五稜郭タワーがあるしタワーのゆるキャラGo太くんは可愛いし、公園内は休憩とお散歩にはうってつけ。
松かさを食べてさすがに満腹さんになっていると思うので、いったん宿に荷物を置くなどして車をおき、五稜郭公園で休憩することをおすすめする。
(高龍には駐車場がないので、その意味でも徒歩か交通機関がよい。)
タワーの中を見てもいいし、公園内を一周歩いたり、ベンチに座って休んでもいい。運がよければ公園に住みつく可愛い野良猫の集団に遭遇できる。
お腹が落ちついたら、最後のラーメン屋へ行こう。観光名所の空気を感じながら、ぎらぎらと輝く飲み屋街へ進むと、そこに高龍がある。
ネギホルモンみそラーメン(1,000円)。
濃厚とあっさりのバランス感覚のよいラーメン。とんこつスープだしホルモンの脂もあるはずなのに、なぜかさっぱりと食べられる。
さっぱりなのに満腹感もある至高のラーメン。
ここまで食べたら間違いなくまんぷくさんだ。
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読んだだけでおなかいっぱい・・・
とは言わせない。
学生の諸君、ここで紹介したラーメン以外にも気になるお店を見つけてもらい、1日5食の旅にアレンジしてぜひ函館を訪れてほしい。
(胃もたれとリアガラス粉砕にはご注意を!)