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風俗嬢とお客様の話1/ファン1号、2番目。

本指名 兼 親友 兼 アドバイザーの助言で、メディアプラットフォーム「note」を始めた。

noteは、クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。

noteの特徴、使い方、機能紹介


「note」にはチップ機能があり、クリエイターに記事の対価として、100円からお金を支払うことができる。
わかなの「note」に初めてチップ機能を使ったのが、大阪在住の風俗や性を愛するお兄さまだった。


実は、チップ機能が使われるだなんて予想もしておらず、通知を全然確認していなかった。送られてしばらく経ってから、存在に気が付いた。

別に文章でお金を稼ぎたい気持ちが真っ先に来るわけではない。それでも、うれしい。気持ちとアクションがうれしい。

無料で読むことができる文章をきっかけとして、感謝や応援の気持ちを込めて、支援をしてもらえること。うれしく思った。


わかなさんを応援してるし、大阪から会いに行ったんだと思います。
叶うならそのエッセイのなかに
自分についての記述があったら最高じゃないですか。

お兄さまのクチコミ


そんなお兄さまが、東京で風俗ハシゴ旅をする計画を立てるとき、わたしにも声をかけてくれた。

風俗ハシゴ旅は、11月23日から24日に実施されるらしい。わたしの元には、11月23日、渋谷角海○の次に来てくれる約束をしてくれた。

実はこの日、滅多に来ない東京なので
1日に4人の女の子とのお遊びの予約を入れていました。
わかなさんはその2人目。
もちろんその計画のすべてをわかなさんには事前にお伝えしてあります。

お兄さまのクチコミ


偶然にも、11月23日はわたしの誕生日。お兄さま自身が計画を練って作り上げる贅沢で特別な日に、こちらの事情でわたしが特別になっている。


「かわいい!!」


対面の第一印象は『豪』のイメージなどまったくない、どちらかというと『童』な感じ。黒髪だし、華奢だし。

お兄さまのクチコミ


ネットを見ていらした方のほとんどが、わたしに対して「予想より幼い」「かわいい系なんだね」「童顔だね」と言う。

わたしは、勉強ができそうな顔をしていない。「趣味はエッセイの執筆です」という服装はしても、そのエッセイが文才に溢れていそうな顔はできていない。


遺伝と持病でまんまるの顔を隠し、自分らしく言葉を紡いで。言葉が好きで出会ってくれた人にとって、顔は絶対条件ではないよね。

ルッキズム全開のこの業界。それでも顔が絶対条件なら、わたしが息苦しいから、わたしは顔を隠しているのかもしれない、なんて。


シャワールーム、プロの贅沢

お互い服を脱ぎ、シャワールームへ。身体をえっちに洗い終えてから、「Happy Birthday」の歌を歌ってもらった。

おかしい。店のシャワールームが狭いとはいえ、このエフェクト。物理と心因では片付けられない。


やはり。普段は歌の仕事もしていらっしゃる、プロの方だそうだ。

職業えっちなおねえさんをしていると、たまに「プロの本気」をいただく。
キャリアアドバイザーの転職相談、編集者のブランディングアドバイス、整体師のマッサージ、AV男優の攻め。

歌うたいは、誰かのお誕生日に活躍できるんだなあ。

職業えっちなおねえさん、いつかプライベートで活躍するかしら。
……ただし、ハプニングバーを除いて。


オナニー鑑賞

「オ〇ニー鑑賞」は普段は有料のオプション。
でもこの日はミスヘブン2024の応援感謝というわかなさんからのご好意。
ありがたく拝ませていただきました。

お兄さまのクチコミ

想像よりくしゃっとした雰囲気で、でも、想像通り朗らかで。文章を好いてもらったものの、ずっと会うことはないだろうと思っていたこのお兄さまが、目の前にいる。

えーっと、そういえば。お兄さまの大阪のオキニが「キスが好き」「乳首が好き」って伝えてくれてたんだっけ。


非日常のお兄さまが、日常のベッドで、わたしの身体を弄ぶ。
その先は、ご随意に……

いつものベッドで、いつも通りの右手と左手の使い方で、いつもじゃないお兄さまに見られながら、ひとりえ〇ちをする。

適度な恥ずかしさ。ここちよくなっていく。


わたしのプレイは、良くも悪くも「普通」という噂があったような。
わたしのお客様は、「あの」わたしという意味も含めて、味見をする。

いつも書く文章だって、前戯。
だから、わたしは……



美味しそうなチョコと、美しい人に似合いそうなコーヒーのお土産をいただき、店舗型へルスの狭い廊下でお別れを告げた。


愛するから、愛される人

わたしから見たそのお兄さまは、風俗遊び用のXアカウントを作り、ひとつの趣味として性を謳歌しているように見える。

とても興味深かったのが、お兄さま経由で、事前に大阪のオキニからお兄さまの性癖のトリセツを共有いただいたことだ。

4人全ての女の子に書かれたクチコミ。
シティヘブンの称号は「慕われ者」

このお兄さまは、自分も周りも愛していて、その愛を適切に表現できている。だから、きっと愛されている人なんだろうなあ。


ショートコースが多い、店舗型へルス。
総接客数が100を超えた月も何度かあった。

わたしは、役割えっちなおねえさん。
出会う全ての方には執筆許可をいただくことはできない。
許可をいただいても、文章を書く時間に限りがある。

頂いた愛を全て文章で返すことなど、できっこない。


不器用で恥ずかしがり屋で、どこか不思議なわたし。
その場で、愛を注ぎ続けられているでしょうか。

わたしもたくさん愛して、たくさん愛されて。
わたしが気付いていない愛も、あるのかしら。

あるからこそ、ミスヘブンの結果が自分の予想を超えたのだろう。


さて、家に帰ったら思い出しつつ、ひとりで……

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わかな(文才がすごい風俗嬢)
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