さそり座は受け取るサイン
私はいわゆる「蠍座の女」。
ホロスコープの出生図は、
蠍座10ハウスに太陽があり、
MCがほぼ重なっている。
ルーラーの冥王星と土星も蠍座。
9ハウスにある。
「他者から受け取ること」
について、
先日ふと思い当たったことがある。
友人と、
もしも自分で番組を作るとしたら何をしたいか、
という話をしていたときのこと。
「対談が面白そうだけれど、自分が演者になると大変そう。1人で自由に気楽に話したい。」
と言う友人に対し、
「対談、すごくおもしろそう!
誰かゲストを呼んで話を聞きたい!」
と、私は即座に言った。
この、
「誰かとやりたい、話したい」
は、さそりサインの本質を突いているのではないか。
私が「やりたくてやっていること」のコアは、いつもこれだ。
「誰かの話を聞きたい。
誰かと話を深めながら気づきを得たい。
他者を深く理解することで、
自己を改めて深く理解したい。」
だから、
親しい友人とのランチや飲み会は、
少人数なら大好き。
価値観や人生観を掘り下げて聞けるから。
大人数の飲み会や、
当たり障りの無い話をするパーティーは苦手。
他者の世界、価値観に深く入り込むことで、自分の世界や価値を知りたい。
他者の存在が、前提にある。
自分1人よりも、誰かと話して、受け取って深めることで、拡がりが生まれる。
と、信じている。
蠍座については、
ホロスコープの180度向かい側にある牡牛座と比較するとわかりやすいかもしれない。
牡牛座は「自分自身が持つ」価値や感覚、
蠍座は「他者から受け取る」価値や感覚、
を象徴する。
自分で得るお金や稼ぐことを表す2ハウスと、
受け取るお金(遺産、相続など)を表す8ハウスの対比ともいえる。
思い返してみれば、
いつだって私は「受け取ろうとしている」ような気がする。
言葉や、気持ちを、他者から受け取ることに常にアンテナを張っている。
常に、受け取る準備がある。
誰かの何かを受け入れる用意をしている。
サーブを打たず、レシーブを待つ。
必ずどんなボールも打ち返すつもりでいる。
自分がサーブを打つときは、相手のことを観察し、状況を見定めてから、サーブを打つ。
受動的で、他力本願に見えるかもしれないけれど、それは、受け取る力の強さの表れ。
究極の女性性。
一見、表からはその「受け取る力」は見えにくいけれど。
私に関して言えば、
蠍=たくさんのものを他者から受け取り、受け入れ、咀嚼しながら、自己理解を追求して、
10室=社会で
太陽=自分のやりたいことを見出し、具現化していく。
→誰かと話して咀嚼して追求して、社会で具現化したい。
につながっているような。
もしも太陽のハウスが、
2ハウスや5ハウスや6ハウスだったら、
他者から受け取ったうえで、「自分1人で」味わったり、表現したり、分析したりしたい、となるのかも。
最近改めて、
「他者から受け取ること」
の価値を意識している。
※過去ブログ加筆修正。
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