続:天秤火星の怒りポイント
昨日の記事↓の続き。
小さい頃から友達同士でも競い合っていると「利害関係や勝ち負けの無い関係性」
がそもそもどういうものなのか体感できてないし今もわからない、
だから対等なコミュニケーションの取り方がそもそもわからない、
ということがあるのだな〜と元イさんのコメントで気づいて。
それでパッと思い出したのが、数年前にお話した、とあるお知り合いのカップルの男性(Aさん)のこと。
Aさんは、
「自分より彼女の方が素晴らしい仕事についている。収入も高い。それに対してどうしても引け目がある」
と苦しそうに話していて。
Aさんはとても素敵な方で、
お仕事を始めたばかりだったので、
確かに収入で言ったら彼女より少ないかもしれないけれど、
彼女もそれは全く気にしていない様子。
でもAさんは
「やっぱり収入は彼女より多くないと、男としては、、、」
という気持ちがぬぐえない。
Aさんにとっては「男の友人」も全員が「競争相手」で、「僕より収入が高いアイツはすごい、見返したい、って思ってしまう」と。
その苦しそうな顔を見ながら、これは「呪い」に近いなと感じたのをよく覚えている。
Aさんは、そういう気持ちを素直に口に出せている時点で、きっと対等な関係をこれから彼女と少しずつ築いていけるはず、とも思ったけれど。
前にも書いたけれど、
私の夫は、完全無収入の時に私に
「結婚しようぜ!」
となんの迷いもなく言ってきた。
きっと夫は小さい頃から利害関係の無い対等な関係性をたくさん築けた、恵まれた人なんだろうと思う。
でもそういう在り方が難しい男性もいるってことを私も理解しなきゃならないな、と。
別に収入なんて男女どっちが多くたって良いじゃん。
多くても少なくてもあなたそのものの価値は変わらないよ。
そんな風に私は思うけれど。
そういえば私が無収入の夫と結婚しようとした当時
「自分より収入多い男の人の方が良くない?」
とさまざまな女性に言われたので、収入の無い男性と結婚しようとする私も特殊なのね、と思った記憶。
これが収入ある男性と収入無い女性だと何も言われないのはやっぱりおかしい、とは思う。
私の天秤火星のレーダーにひっかかった
「対等なコミュニケーションをとろうとしない男性への怒り」は、
「そもそも利害関係や競争相手ではない人間関係が皆無な人もいるのだ」という新たな理解につながった。
あくまでもフラットで対等な関係を大前提とすることで、
そうでない人を断罪してはいけないな、と。
でも怒りって、
こんな冷静に理解してほとぼりを冷ましていくべきものなんだろうか…?
牡羊火星とかだと、
わかりやすくパッと怒って切り替え早くて最高に気持ち良いんだけどな。
天秤火星は怒りの瞬発力はあるんだけど、
妙に冷静なんだよなあ。
もっと情熱的にパッと怒りたいもんだなあ。。