若菜彩人(コモノ株式会社)

コモノ株式会社( https://commono.co.jp/ )でコンセプターという仕事をしています。最近の言葉から感じるいろいろなことを書いていきたいと思います。

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最近の記事

ことばたち「百万円」

百万円ほしい。 百万円(子供銀行券)いらない。 子供銀行はなぜ基本的に百万円札を発行するのだろうか。基本インフレなのか。というかなんて国なんだろう。シルバニアファミリーの国なら許す。 チョコとかもあるしな。 百万円(空から)降ってくるやつ。 いや、実際のところ降って来たらどうするかだよね。わたしはすぐに警察に届けますけどね(本当)。正直者なので。リンリンランランソーセージって歌いながら届けるよ。とはいえ、問題は束で降ってくるのか、バラで降ってくるのかですよ。 束は

    • ことばたち 「バッキバキ」

      バッキバキになりたい。 ケータイの画面がバッキバキこれじゃない。 ちなみに、iPhone3Gからスマホ使っているんだけれど、今まで一度も画面がバッキバキになったことが無い。かなりの頻度で落としているし、なんなら画面にフィルムを張っていない時期もあった。でも、割れたことがないのだ。 むしろ、バッキバキになっている人を見かけると、なんとなく負けた気さえする。バッキバキ体験をしてみたいわけではないが、なんとなく。そういうことってよくあるよね。憧れないのに負けた気分。今度名前を

      • 無刻印への憧れ

        衝撃だった。(アイキャッチ写真は関係ない) 高専時代にサークルを立ち上げたとき、顧問になってくれた大渕先生は、前職がモバイル通信系のエンジニアだった。黒白のコマンド画面からメールを送信しちゃう系のガチモンの。 ある時、先生の部屋に行くと、衝撃的な光景を目にした。当時ブラウン管のモニターは、ソリッドな造形だったため、天板にものを置けるほどのスペースが有った。なんと、彼はそこにキーボードを載せて、画面を覗き込みながらタイピングしているではないか。 わかりやすく言うと、白雪姫

        • MMAからHHKBへの最高

          なんとなく気張らずに、note 書いてみることにした。続けることが大切だよね。うん。 今日は、HHKB BT を迎え入れた。呪文じゃないよ。長年欲しかったキーボード。打ち心地が高貴。ジェームズ・ボンドが大理石の床を革靴でコツコツと歩いているときのような高貴さ。雨音のようなコトコトと落ち着いた音は、ずっとタイピングしていたい気持ちになる。 ああ、本当に打ち心地が良い…。なんで今までこれにしなかったんだろう。って、理由は簡単。高いんだよ…。めっちゃ高いの…。メルカリさんありが

        マガジン

        • マーケ
          1本

        記事

          graphic designer (1st draft)

          2100年を少し過ぎた頃。 予想より少しだけ遅く到来したシンギュラリティを超え、世界は人類とほぼ同数となった偏向的アルゴリズム(つまりは自我)を持つロボットたちとの生活を、ようやく日常として受け入れ始めていた。 この頃までには、従来の「言葉」をベースとしたコミュニケーションは、人間同士の至極ローカルでプライベートなものへと移行しつつあった。 すでに行政機関からの情報や、企業が発信する情報は「感覚共有統合基盤」を通した知覚情報として発信されていた。 感覚共有統合基盤とは、「