机上のチョコレートケーキ
ブラウニー
ブラウニー(brownie)はアメリカ発祥の焼き菓子で、チョコレートがたっぷりと使われて茶色いのでその名がついた。
どちらかというと、ママが作る家庭のお菓子という印象。
スクエア型で平たく焼き上げているのも特徴で、小さな四角い形、あるいはスティック状にナイフで切り分ける。
それでは数あるレシピを参考に、材料の平均値を出していきます。
おおよそ20cm角の型を使ったときの分量として算出。
生クリームか牛乳を使ったレシピ
卵 2個
薄力粉 72.5g
バター 70g
砂糖 62.5g
チョコ 187.5g
生クリームか牛乳 52.5g
生クリームを使わないレシピ
卵 2個
薄力粉 81.5g
バター 99.75g
砂糖 123.25g
チョコ 104.25g
生クリームか牛乳を使ったレシピは半数くらいあったが、たっぷりのチョコレートが使われている。
生クリームを使った分、バターの分量が差し引かれているようだ。
チョコレートの甘さの分も、砂糖の分量が控えめ。
ココアが使われていたレシピは全体の2割弱程度。バターをふんだんに使ったレシピにココアを入れたら、かなりリッチなブラウニーになりそうだ。
くるみなどのナッツ類は60~100gくらい入れるとよいでしょう。
ベーキングパウダーを使ったレシピは全体の4割程度あり、分量としては小さじ1/2くらい。
生クリームを使ったかどうかなど、ざっと見た感じ法則性がなかったので、制作者の好みかもしれない。
ふくらし粉を使った方が軽い仕上がりになるが、ブラウニーの重厚な味わいを堪能するなら入れない方がよいだろう。
ガトーショコラ
ガトー・オ・ショコラはフランス語で、チョコレートの焼き菓子全般を指す言葉。
日本では一般に、ガトーショコラといえば、生地にチョコレートを練り込んだ焼きっぱなしの菓子で、上に粉糖が振ってあるくらいで、クリームやチョコレートなどで装飾していないケーキを指すことが多い。
ブラウニーとの違いは小麦粉の量で、焼き菓子としてみても、かなり少なめ。
多くのレシピではチョコレートとココア、両方を使っている。
卵白をメレンゲにして軽やかに焼き上げるのも特徴。
オーブンから出したあとは焼き縮みするので、上面が割れたようになっていることも多い。
この特徴はケーキ屋さんによっても違いがあるかもしれないが、シフォンケーキのようにしっかりとしたメレンゲにしないほうがよいようである。
それでは平均値を。
薄力粉 10g
バター 26.05g
チョコ 37.59g
ココア 17.5g
卵黄 24.85g
卵白 39.77g
砂糖 45.68g
生クリーム 24.07g
おおよそ直径15cm型の分量にすると
薄力粉 16g
バター 40g
チョコ 60g
ココア 26g
卵黄 2個分
卵白 2個分
砂糖 72g
生クリーム 38g
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