見出し画像

#16 ようやく一通り終わりました 〜住民登録+銀行口座+IDカード〜

全体像はこちらの記事にあるので適宜ご参照ください。
※この記事で載せている情報はすべて2024年秋私が手続きをしたときのものです。(あくまでも参考程度にしてください)

<住民登録>

オンラインフォームで申請後、本人確認としてサービスポイントに出頭する必要がありました。オンラインフォームの申請は渡航前にやってしまい、大学のorientation week 中のフェアにDVVが来てくれた時に列にならび本人確認を済ませました。
最初に貼った記事でも書きましたが、大学にDVVが来ない場合は自分で予約する必要があります。同級生の中には割と大学にDVVが来ると知らずに自分で予約して手続きを済ませている人もいました。これは多分、という話なのですが、大学で済ませた場合はすぐに登録情報が反映されているのに対して自分でサービスポイントに行って済ませた場合は登録情報の反映までに数日から数週間のタイムラグがあると思います。officialとしては登録に2週間程度かかると書いてあったような記憶です。

(大学のフェアでの登録でも同じくそのくらい時間がかかると思っていたので、IDカード申請のための警察署での予約を余裕を持って住民登録の本人確認日からぴったり1ヶ月先にとっていました。)

でも、交通費の学割を使うために大学のフェアでDVVから歩いて30秒の場所にブースを置いていたHSLで、すでに申請できるのかなと思いながらDVVの本人確認後すぐに向かっていってみたのですが、オンライン上で住民登録が確認され、学割も同じ日に獲得できました。なので、おそらくIDカードのための出頭も、1ヶ月も待たなくても直近で予約をとっていてもいけたのかもしれないです。

<銀行口座>

前述したように、IDカードまでかなり時間を空けてしまい、いろいろ考えた結果先に銀行口座を作るだけ作ろうと作戦変更しました。
というのも、(会員専用セールがあったりするので)スーパーなどの会員になってアプリを入れたいと思っていたのですが、私のapple storeは日本のままで、それらのアプリが入れられませんでした。
そこで国と地域を変えようとしたのですが、その時手持ちの日本の銀行のデビットカード類や日本で作った(作ってしまった)wiseのカードはどれも登録できませんでした。フィンランドで発行されたカードが必要なのです。あまりに不便なので、どうしようかと考えた時、銀行口座を先に作ってしまえばいいのではという結論に至りました。先に銀行口座を作るだけ作ってそのデビットカードを登録しようという魂胆です。

私が選んだのはNordeaです。

OPやS-pankkiでも好きなところを選べば良いと思います。

会員になると(確かdeposit100ユーロで会員になる仕組み)口座維持費がかからない巨大SグループのS-pankkiは会員になるとスーパーでの割引などお得になることはたくさんあり、人気なのですが、S-pankkiは契約書がフィン語で通訳者を連れてきてくださいみたいな感じで、さすがにまだフィン語で契約は・・・と思いました。初めは良くても、何かあるたびに通訳してくれる人とも予定を合わせていろいろしなければならないということ、1人でやるには契約系は英語にしておいたほうが安全というのを踏まえて、とりあえずS-pankkiは将来においておこうと思いました。学生は申請すれば口座維持費はNordeaやOPでもかからないので。

残るはNordeaとOPどちらにするかなのですが、私がNordeaにした主な理由はhome insuranceにあります。

どちらも、提携しているhome insuranceがそれぞれ銀行の顧客だと安くなるというシステムがあるのですが、その割引度合いを、社会保障番号と家の情報(面積など)があれば事前に計算できるのでそれで比較し、Nordea提携のhome insurance会社ifの方が断然安かったのです。これは絶対に人によると思うので鵜呑みにしないでください!
※計算できるサイトは全部フィン語です

というわけでNordeaに予約を取って行き、銀行口座を開設しました。
あとでIDカードをもうすぐで獲得できるから、それで本人認証(以下e-identification)ができるように紐づけたいという話をすると、それは受付で一瞬でできるから予約なしでいいよ、受け取れたらいつでも来てねと言われました🙌

<IDカード>

ここまで見え隠れしつつあるIDカードの申請と取得についてまとめます。

IDカード申請にはパスポートやresidence permit cardの身分証明書の他に、フィンランドのいわば写真データベースに登録された証明写真が必要です。私は証明写真ボックスに撮りに行きました。
その時の様子はこちらの投稿で詳しくご覧いただけます!

警察の出頭予約をとります。e-identificationができなくても、だれでもオンラインでできます。出頭予約は秋は多分特に混雑しているので、1ヶ月や2ヶ月前からサイトを見て予約した方がいいです。

当日警察署に入ると、番号を取る機械が置いてあるのですが、予約していない人用なので取らなくて良かったです!
予約した人は名前をアナウンスで呼ばれるシステムでした。
予約時間通りに呼ばれ、パスポートやresidence permit cardを見せて言われる通りに手続きを済ませました。10分くらいで終わりました!(とてもスムーズでした)
受け取れるまでに8営業日と言われましたが、私は木曜日の朝に申請後、火曜日に「もう受け取れますよ」という連絡が届き、「え、ほぼ2営業日?!」とめちゃくちゃ驚きました。すぐにでも取りにいって銀行に行きたかったところですが、たまたま予定が詰まっていたので、金曜日の朝、授業前に取りにいって授業後に銀行に行きました。笑

受け取りは申請時とは違う警察署だったのですが、中に入ると、まず空港の保安検査場と同じ手荷物検査の機械があり、警察が2人立っていて、軽く驚きました笑 別に疑われることは何もないので普通に済ませましたが、警察の入り口にそれが置いてあるというのは初めてでびっくりでした。申請しに行った警察署にはなかったので地域にもよるんだと思います🤔 受け取りは別に予約をするシステムではないので発券したのですが、たくさんの人が待合で待っていて、うわーこれはもっと朝早くにこれば良かったと思いました。
が、受け取りはすぐに終わるため優先なのか、数分で呼ばれました。(良かった!😊)

<銀行口座とIDカードの紐付け>

(銀行に行って受付でe-identificationをアクティベートしてもらいました。)
いざ銀行に行くと、その時受付にいた人がたまたまの私が銀行口座を開設した時に担当してくれていた人で、驚きました笑(実を言うとなんか見たことあるなと言うくらいにしか初めは気づいていなかったです)
1ヶ月以上経っていましたが向こうもなんか覚えていたみたいで、「あなた8月末くらいに開設したよね?」と聞かれ、やっぱりそうだ!あの時の人だ!となり、なんか面白い再会を果たしました。
というのも、口座開設の時にいろいろ話していたのです。
最後にエピソードを添えて終わります。

〜少しエピソードを紹介〜
その方の娘さんと私が同じ年齢で、「私の娘と同じ年齢の子が1人ではるばる日本からフィンランドにやって来て銀行口座を開設しようとしている、すごいわ〜」と感じていたみたいです。笑
あと韓国に行ったことがあるらしく、日本も似たような雰囲気があるかと思って北海道に行ったらしいのですが、着いた時にアジアっぽさを感じなくて、「あれ、ここなんかフィンランドみたい😃」と思ったらしいです。
 
確かに北海道とフィンランドは少し似ているところがあります。笑














いいなと思ったら応援しよう!

wakana
チップでの応援ありがとうございます!より良い作品を目指していきます✨