見出し画像

私の海外進学と周りの反応〜親族編〜

今回は、「主体的な人生〜私的進路の決め方〜」編でちらっと述べた、私の進路に対しての両親の反応や私がどうやってここまでこぎつけたかについて書こうと思います。今回の記事については、かなりパーソナルな部分が含まれますので一部有料にさせていただいております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。


<親の反応>

両親(特に父)の基本姿勢は疑心暗鬼&大反対でした。親戚中を探しても、知り合いを探しても、こんな変な道に進んだ人はいません。英語に興味があったり、海外進学に興味を持っていても、結局みんな普通に日本の大学に進学している人が多いです。

<ではどのようにしてここまでこぎつけたのか?>

まずは高校留学の時のお話

私が留学に興味を持ち始めたのは中学2年生ごろ。短期なら反対されなかったかもしれません(日本の大学受験に支障がないから)が、長期でなんて絶対反対されるに決まっている、そんなのわかってました。なので、行きたいとも探しているとも、何も誰にも言いませんでした。コソコソと隠れて調べていました。相談して、反対されて、まず合格するかもわからないのに、応募するチャンスさえ奪われてしまっては元も子もないというか、チャレンジだけはしてみたかったのです。無事に選考に合格した後、プログラム費用の一部を前金みたいな感じで払う必要が出てきて、母に伝えました。海外進学の計画の話も少しはしましたが、留学で日本の大学受験向けの勉強が遅れる分の前倒し計画も話していたので、結局は日本の大学に行くだろうと思っていたのだと思います。だから、「まあいい経験になるかな〜」くらいで、高校留学に関しては、母はそこまで反対!ではなかったように見えます。
さて、父は?と思われるかもしれません。
そうです、父にはこの時点では全くそんなことを言いませんでしたし、それっぽいことを話しませんでしたし、素振りも見せませんでした。徹底的に隠してました。
実際に出発する4ヶ月くらい前に「選考に合格したので、この夏から行きます👋」という感じで伝えました。そのままあれよあれよと準備が進み、「さようなら〜」という感じです。
ここがキーポイントです。事後報告&片親を味方につけておくと、反対して止めようとしてもどうしようもないのです。というかどうしようもないだろうというところまで事を運んでから報告するのです。
※私の父は価値観は古いですし保守的ですが、一応性格的には温厚な方ですので、強引に出発日に軟禁するとかそういうのはなかったです。家庭内で父親がどのような立場にあるか、によっても変わると思います。我が家の場合は母>>>>父でしたので、この作戦でいけたのだと思います。

いよいよ登竜門、海外進学のお話

さて、留学前に大学受験塾を辞め、高校3年生の学年で帰ってきた私が再度塾に行く様子もなく、勤しんで日本の大学受験に向けて勉強をしている様子もない。共通テストの願書を出していない事を知っていましたし、おおよそ気づいているはずですが、父は何も言ってきませんでした。母はこの時点で「うわ〜そこまで本気なんだ、もう止めても無駄かも。本気でこの子はこの道に進みたくてやりたいんだろうな〜」と半ば諦め、まあ応援してやるかという姿勢になったようです。それまでは高校留学から帰ってきたらちょっとは気が変わって日本の大学受験するだろうと思っていたそうです笑
1月中旬には出願を終えとても長い結果待ち期間に入っていました。父と私の間で進路の話はタブーという感じでした。一体どう思っているのか、何度か聞いてみましたが、話題を変えたり無視したりあの手この手で逃亡します。
反対なら反対でしっかりとこちらの思いを説明する気でいました。取り合わないのではどうしようもありません。
いきなり物事が起きすぎて状況に整理がついていないのならと思い、「弁明文書」なるものを作りました。「弁明文書」では私の思う勉強の意味と、私がいかにして海外に進学するということを選んだかについて時系列に沿ってつらつらとA4 8ページ(※タイトルなど含む)にわたって述べました。直接渡しても受け取らないことは十分に予測されたので、PDFファイルをメールとメッセージに送りました。1週間以上たっても反応がないので、今度は絶対に開けるカバンに印刷したものを仕込みました。でも、何も反応がなかったです。
別途同意書を作ろうかと思いましたが、もうどうでも良くなりました。
結果は合格。手続きを次々と進め渡航して今になります。

<最後に>

今は8月末に大学が始まるまで生活準備期間ですが、絶対になんとか生きていって自分の人生を歩んで、将来見返してやろうという覚悟でやっています。

<おまけ>

ある日、母が父に「親として一人娘の夢を応援しないのはどうかと思う。」と言ったところ、「日本で真っ当におとなしく受験してればいいのに、海外なんか行ってバカだなあ」というようなことを言ったそうです。

・・・・・・・・・・・

ここから先は

1,138字

¥ 750

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?