wakamiこと若葉坂道(わかばさかみち)

wakamiとして作詞作曲、弾き語りライブ活動をしていて、若葉坂道として咲きもしない遅咲きの詩人を名乗ってます。"いちにちひとつ詩を書く"ということをはじめました。ご縁がありましたら宜しくお願いします☺️

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詩/鏡とわたし

手櫛でもどす寝ぐせ髪 何度やってもハネますか 時間がたてばもどるでしょう それはそれで きっと誰かの気持ちが 細やかに 救われるもので これも 愛嬌といたしまして それでは 行ってきます。

    • ピンぼけしているネコの鼻先 ヒゲの毛先はポートレート ごきげんいかがと聞こえたけれど メシはまだかと言っている ネコと並んで背伸びをして 窓に向かって陽を浴びた そう いえば お腹が空いたね 一緒にお昼に 朝ごはん。

      • 「ねぇ、ちゃんと聞いてる?」 ビールかな ハイボールかな いやワインかな 今日は何が食べたい?って 訊かれたから そればかりを考えてる だから パスタが食べたいと言った 今日はじめて パスタが食べたいと思った瞬間 ねぇ ちゃんと聞いてる? あ、ワイン買わなきゃ

        • いよいよは わたしじゃない向こうから そろそろは 向こうが知らないわたしから はては わたしの中の宇宙から 星々が手を繋いだら 見えてくる わたしじゃない わたしの中の未来から いよいよ、そろそろ さてと。

        • ピンぼけしているネコの鼻先 ヒゲの毛先はポートレート ごきげんいかがと聞こえたけれど メシはまだかと言っている ネコと並んで背伸びをして 窓に向かって陽を浴びた そう いえば お腹が空いたね 一緒にお昼に 朝ごはん。

        • 「ねぇ、ちゃんと聞いてる?」 ビールかな ハイボールかな いやワインかな 今日は何が食べたい?って 訊かれたから そればかりを考えてる だから パスタが食べたいと言った 今日はじめて パスタが食べたいと思った瞬間 ねぇ ちゃんと聞いてる? あ、ワイン買わなきゃ

        • いよいよは わたしじゃない向こうから そろそろは 向こうが知らないわたしから はては わたしの中の宇宙から 星々が手を繋いだら 見えてくる わたしじゃない わたしの中の未来から いよいよ、そろそろ さてと。

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        • 若葉坂道(わかばさかみち)の朗読ラジオ
          17本
        • 詩に曲をつけて弾き語ってみた
          10本
        • つぶやきの詩集
          41本
        • 若葉坂道(わかばさかみち)詩集
          38本
        • wakami original songs
          8本

        記事

          シルエット 霞む窓に 去年よりも生い茂る 樹々が揺れている そのシルエットが とても輝いて見えた いろいろと早いもので そろそろ とも 思うもので もっと鮮明に見ましょうかと 眼鏡を外す 台所のわたし。

          シルエット 霞む窓に 去年よりも生い茂る 樹々が揺れている そのシルエットが とても輝いて見えた いろいろと早いもので そろそろ とも 思うもので もっと鮮明に見ましょうかと 眼鏡を外す 台所のわたし。

          春の中で 桜は見たけれど まだ春は見ていない 春はそばに居るというのに 寄り添うことを していないのだから それもそうだ 会いに行きましょうか 青春はこれからなのだから

          春の中で 桜は見たけれど まだ春は見ていない 春はそばに居るというのに 寄り添うことを していないのだから それもそうだ 会いに行きましょうか 青春はこれからなのだから

          下ろしたての ツートンブルーは 確かな 今朝の色に相応しく 海のようで 空のようで Saturday morning 漂いましょう 水平線に包まれて

          下ろしたての ツートンブルーは 確かな 今朝の色に相応しく 海のようで 空のようで Saturday morning 漂いましょう 水平線に包まれて

          きれいな アルペジオの 曲だけを集めてみよう 急かされそうな まわりの足取りに 靴底が擦り減らないように きれいな アルペジオの 曲だけを集めてみよう 立ちどまる信号にだって 確かな理由が あるのだから

          きれいな アルペジオの 曲だけを集めてみよう 急かされそうな まわりの足取りに 靴底が擦り減らないように きれいな アルペジオの 曲だけを集めてみよう 立ちどまる信号にだって 確かな理由が あるのだから

          暖をとりましょうか 冬の季語に蘇る あの頃の風景で。

          暖をとりましょうか 冬の季語に蘇る あの頃の風景で。

          何も贈ってないけど 誕生日おめでとう あんたが元気なら それでいいと 電話の向こうは なんだか忙しそうで それじゃねと 切った電話 ふと見上げた夜空 自分の声は あなたからの贈り物 なのだなと あなたの誕生日には おめでとうよりも ありがとう なのだなと

          何も贈ってないけど 誕生日おめでとう あんたが元気なら それでいいと 電話の向こうは なんだか忙しそうで それじゃねと 切った電話 ふと見上げた夜空 自分の声は あなたからの贈り物 なのだなと あなたの誕生日には おめでとうよりも ありがとう なのだなと

          やかんに残ったお湯を 流しに捨てた いつもごめんね いつもありがとう またどこかで

          やかんに残ったお湯を 流しに捨てた いつもごめんね いつもありがとう またどこかで

          そんなに振り払わずに 今日くらいは もう少しゆっくりして行きなと あのひとがそう言うから もう少しだけ眺めてみましょう 澄んだ青空に浮かぶ やさしいあのひとの笑顔

          そんなに振り払わずに 今日くらいは もう少しゆっくりして行きなと あのひとがそう言うから もう少しだけ眺めてみましょう 澄んだ青空に浮かぶ やさしいあのひとの笑顔

          「日々」 日々、幸せで不幸せなのか 日々、不幸せで幸せなのか どちらにせよ、 日々を迎えて 日々を過ごしている 日々を終える その時まで。

          「日々」 日々、幸せで不幸せなのか 日々、不幸せで幸せなのか どちらにせよ、 日々を迎えて 日々を過ごしている 日々を終える その時まで。

          ねこがしずか どこでしずか あそこと あそこと ここで しずか ぼくもここで しずかな ねこ。

          ねこがしずか どこでしずか あそこと あそこと ここで しずか ぼくもここで しずかな ねこ。

          詩/Nashvilleと虫の声

          早めの仕事終わり 早めの買い出し 早めの酎ハイと 早めのちょいっ服 煙草が見当たらない そうだ車の中だ 玄関を開けた いつもの通い猫が来なくなって もう何日経ったのか 足元の雑草 今夜の雨を感じる水分 目に映るのは 灯りが灯る前の照度 視界のフィルターはNashville あいつとの最後は いつだったっけ 煙草の煙と 7月7日の虫の声