自分のために、行動するということ。
ふだん、ぼくはTsukuba Place Labというコワーキングスペースにて、いわゆるコミュニティマネージャー的な仕事をしています。
コミュニティマネージャーとは...
オンラインコミュニティマネージャは急速に求められている職種である。この職種に就く人々は、ブランドやコーズ(cause)に関するコミュニティを構築し、育て、管理する仕事を担っている。
引用:wikipedia
ざっくりとまとめるならば、人と人とをどう繋げ、事業とどう結び付き、まちづくりにどう組み込まれていくかデザインしながら”実際に試行錯誤”し続ける、といったところでしょうか。
MashableによるTipsでは...
10 Tips For Aspiring Community Managers
1. 製品と企業のエキスパート、エヴァンジェリストになる
2. 製品と企業を愛する、しかしユーザーの目線に立つ
3. コミュニケーションスキルを生かす
4. ブログなどを通してソーシャルメディア上でプレゼンスを築く
5. オーセンティックである
6. 力を入れるべきプラットフォームに優先順位を付ける
7. 傾聴し、価値を付加し、関係を構築する
8. オンライン/オフラインで関わりあう
9. 起業家のように考え、変化に付いていく
10. 同僚をエンパワーし、コミュニティビルダーとなる
ともまとめられています。
そんなぼくが
知事選に対しての、選挙に対しての、
想いをまとめるのがこの記事です。
結論をひとことで述べましょう。
自分のために、行動を起こすべきだ。
それはすべてに言えることであり、今回はコミュニティマネージャーとしての立場から、なぜぼくは、あなたは”自分のために、行動を起こすべきだ”と思うのかを述べることにします。
理由は2つあります。
1つ目は、それはチャンスを掴み履行できる権利に対する考え方を表すからであるということ。
2つ目は、他者との関わり方を明示できる機会であるということ。
順に少しだけ展開しましょう。
1つ目、チャンスを掴み履行できる権利に対する考え方を表すからについてはLabでの日々をご紹介し例とします。
いわゆる起業家であるというぼくの立ち位置、そして大学生を中心とするコミュニティに限りなく近しい事業体であるということ、さらにコミュニティマネージャー的なお仕事をしている上でよくされる質問があります。
それは「人と人との繋がりをつくりたいんですけど、なにをしたらいいですか?」といったもの。
驚くほど毎回聞かれます。
そのたびに、「ああ、この子はきっとなにも出来ないまま日々を漫然と過ごすんだろうなぁ」というやるせない気持ちと、でもやっぱりなにか価値を提供したい、成長させてあげたいという気持ちとが混在します。
話を戻しましょう。
この質問、何に対してぼくが、「ああ、この子はきっとなにも出来ないまま日々を漫然と過ごすんだろうなぁ」と感じるのかというと、やりたいことがあるのに、今なにもアクションをとっていない、ということです。もちろん手段がわからないからでしょう。しかし、手段を示されなければ動けない程度の熱量では、本来の目的も「どうせ達成できないだろう」と思われるのが関の山。結局はどれだけ"動いているか"、"掲げた目標に対して汗をかいているか"であなたは常に"見られているんです"。他人から、社会から。
選挙興味ない。
政治ダサい。
理由はこの際、関係ない。
行動していないという状態をあなたは他人から、社会からから見られていますよ?
それはあなた個人への評価を低めることに繋がるし、言い訳を展開しながら結局はなにも生み出せないだろうという烙印を押されることと同義だと、ぼくは考えています。
チャンスを生かすも殺すもあたな次第とはよく言ったもので、その実、殺せば社会的評価をも"ついでに"殺してしまうことに繋がるのです。
2つ目、他者との関係を明示できるというのは、前述のように他社から測られる日々において、とはいっても自分のオピニオンを強く明示することは時として難しいことも多いのが現代。
社長、上司、関連機関、同期、後輩、その他ステークホルダーすべての利害関係が入り乱れる現代社会において、すべての関係性を切り離したうえで自分の意見を主張できる場はそう多くありません。
そう、選挙を除けば。
特に、ぼくたち、若者の投票においては、限りなく自由に動きやすい。
立場や年代によっては、支持政党や支持候補者等、累々の関係性を強調せねばならなくなるのもまた1つの事実、とぼくは考えています。
しかし、殊、ぼくら若者世代が投票するにあたっては限りなく自由でいられる。自由のうえに主張したオピニオンであるからこそ、価値がある。他者とリスペクトし合えるはずです。
また選挙は異なる主張を展開する候補者に対して、選別しその手を挙げる行為です。
わかりやすく、かつ、どこまでいい意味において"ローリスク”で自分を主張することができます。ひいては、他者との関わり方を明示することができるのです。
ぼくは、あなたは、政治屋や利権団体のために投票に行くのではありません。
自分のために、行動する
ただ、それだけなのです。
文責:堀下 恭平(起業家・コミュニティマネージャー)
【Wakamono Go! Go!とは】
茨城県知事選挙におけるさまざまな人々の思いを紡ぎ、若者の投票率を上げるための場。 僕らの生の声を、私たちの率直な思いを、ことばにしてみましょう。 「筑波大学すぐそばのコワーキングプレイス Tsukuba Place Lab」に集った人々から踏み出された一歩です。どなたでも記事を投稿することができます。あなたの次なる一歩、お待ちしております。※ 特定の政治家のみなどを挙げた宣伝活動はご遠慮頂いております。
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