僕らが決める、未来がある
以前Co-Create Tsukubaという団体で、若者の投票率を向上させるために、投票日前に日替わりでメンバーが選挙をテーマにした思い思いの投稿を行なったことがありました。
私の担当は投票日前日。
既に情報は出尽くしていた感があったので、見てくださった方に選挙のことを一時でも真剣に考えていただくきっかけになるような画像一枚を作って投稿することにし、それが果たしてどんな画像なのだろうということを、たくさんの学生さんたちと語り合いました。
その時に、一回の選挙に自分たちの未来がかかっているということを意識してもらえる画像が相応しいのではないかとの声が上がり、そんな場面を求めて大学の構内に撮影に出向きました。
何かを真剣に考えている学生さんの姿をモデルにして写真を撮り、その写真を持ち帰って次はそこに貼るコピーを考えました。
写真を撮影してくれたのも、モデルになってくれたのも、コピーを考えてくれたのも当時現役の筑波大生です。
そこで誕生したコピーが
「僕らが決める、未来がある」。
この一文には、未来は自分たちで決めるものという意味と同時に、自分たちが決めるからこそ、その先に未来があるという2つの意味が込められていました。
話は変わりますが、以前、
自分は生きている間に300年後の未来が見たいんです。
そしてそれは決して不可能なことでは無いと思っています。
とお話ししてくださった方がいらっしゃいました。
方法はただ一つ、自分で未来を作っていくことと。
それを伺った時、目から鱗が落ちたようでした。
私は昨年の7月にクラウドファンディングのCAMPFIREの拠点となるCAMPFIRExTsukubaをつくばに開設しました。
そしてそこからこの一年間でたくさんの物や場所や企画が誕生しました。
現在オフィスとしても使わせていただいているTsukuba Place Labもその一つです。そしてTsukuba Place Labがあったからこそ今回の企画が立ち上がりました。この企画がきっかけで一人でも多くの人が選挙に関心を持つようにになれば、地域の未来が、ひいては日本の未来が変わるかもしれません。
つまり自分も日本の未来を変えることの一端を担えているかもしれないと感じられたりします。
もちろん今回の例で考えれば、Tsukuba Place Labを創った方、企画を持ち込んでくださった方、その他多くの方の意志が繋がって一つの動きになっていて、その中の誰か一人が欠けていても成り立っていなかったことは間違いないのですが、逆に考えれば今回ここに至るまでの一人一人の行動は、どれをとっても全て世の中に意義をもたらしているということになります。
そして自分の力がほんの少しでも影響を及ぼしているモノやコトのことが人は気になって、常に意識して見つめていくようになります。
そうしていくうちに、無関心という言葉が遠のいて、社会は必ず良くなっていくと私は思っています。
ここが不便だとか、ここがこうなればいいのにと言うことは簡単です。
いざ行動に移すとなると何らかのハードルは越えなくてはなりません。
でもその先に待っているものは大きいはずです。
まずは自分の未来を見つめてみましょう。
そして投票所に足を運んでみましょう。
もちろん投票に行くことがゴールではありません。
考えた結果何かを感じたら、感じたなりに次の行動に移してみませんか?
自分の未来を決めるのは自分でしかありません。
そして未来は変えられます。
文責:渡邉 ゆりか(キュレーター)
【Wakamono Go! Go!とは】
茨城県知事選挙におけるさまざまな人々の思いを紡ぎ、若者の投票率を上げるための場。 僕らの生の声を、私たちの率直な思いを、ことばにしてみましょう。 「筑波大学すぐそばのコワーキングプレイス Tsukuba Place Lab」に集った人々から踏み出された一歩です。どなたでも記事を投稿することができます。あなたの次なる一歩、お待ちしております。※ 特定の政治家のみなどを挙げた宣伝活動はご遠慮頂いております。
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