選挙に参加しない理由
「選挙に参加しない・行かない」ということに理由をつける人たちがいる。
「自分の持つ一票だけじゃ何も変わらない」「興味がない」「よくわからない」「入れたい人がいない」「投票日に予定がある」「面倒」「友達に知られると恥ずかしい」「若者向けの公約がない」
他にも色々あるかもしれないが、私が聞いたことのある理由はざっとこんなものだ。
「自分の持つ一票だけじゃ何も変わらない」と思う人は、そんなことないから絶対行こうよ。
行かなければ絶対に何も変わらないまま。だけど投票に行くことで色々変わる。絶対に変わる。良いこともある。
1つは、政治の話に参加できるようになること。選挙に参加しない人は、県の予算を使って何をされても文句は言えない。投票することで、政治に意見できる権利をもらえる。
「興味がない」「よくわからない」と言っている人たちは、うん。自分たちの住んでいる地域のことだし、興味を持とう!知ろうとしよう!生活に直結している話もたくさんある。なにより、自分たちの払っている税金がどう使われるのかは、きちんと知るべき。
「入れたい人がいない」から選挙に参加しないという人もいる。「俺は政治についてわかってる。その上であえて『行かない』ということで政治家や大人達に主張しているんだ」
だったら『白紙投票』すべき。棄権するってことで何かを主張できるわけがない。選挙に行かないその他大勢と一緒になるだけ。選挙に行かないと、誰にも、全く、なんにも伝わらない。気づいてももらえない。
「投票日に予定がある」期日前投票があるのです。
「面倒」大事なことなので面倒くさがらずに行こう。投票所でやることは大したことじゃないしすぐ終わる。コンビニ行くついでに投票所行こう。
「友達に知られると恥ずかしい」真面目かっ!って言われるのが嫌?ちょっと待って。選挙に行かない方が恥ずかしいんだよ…
「若者向けの公約がない」少しでも各候補者の公約なり主張を知るとわかる。今の自分はもちろん、数年後の自分、そして未来の家族達に関わる大事な話がたくさんある。ネットで検索するとすぐ出て来る。難しくない。サクッと読むだけでわかる。
あと、若者世代の投票率を上げないと若者バンザイな公約は出てこない。次の選挙のためにも、投票しよう。
茨城県知事選挙はいろんな理由で注目を浴びている。
今だ!
「今回の茨城県知事選は、若者達の投票率が過去最高」なんてことになったらすごい話題になる。
1人じゃ何も変わらない。じゃなくて、何事も1人から始まる。
たった1人じゃない、たった1票じゃない。
まずは投票に行こう。
迷わず行けよ。行けばわかるさ。
文責:廣原香織(30代・ヤギカフェ しろはな)