セクハラ教師を公開処刑に処す①
二重苦事実を知らない父に「お前は何をやっても続かない」と呪いのような言葉をかけられたことが引っ掛かり、退部届けを出しに行くのを少しの間見合わせていた。
部活に行くことをやめ、悶々としながら放課後を過ごすことになったが、始めたことを途中で断念したことへの敗北感や、これで良かったのかという思い、しかしもうこれ以上勝手に触られることに我慢できそうもない自分との間で葛藤していた。
大人のうち一人でも私の決断を「それでいい」と言ってくれたなら、自信を持てたに違いないし仕返しを企てた