8月18日 石山のストレートと采配の是非
8月18日、石川の好投で7回始まるまで1点リード
2位巨人とは試合が始まるまでで0.5G差のヤクルトはこのまま勝ち切ると順位を上げることになる場面だった
しかし7回に石山が逆転のタイムリーを浴びそのまま敗戦...
これで今季の防御率は5.28と本来の投球とは程遠くなっている
石川の勝ちを消したわけだしいいところが岡本に打たれてないことぐらいでかなりタフな登板になってしまったと思う
では石山はどこがよくなくなったのか
采配は適切だったのか
今回は見ていこうと思う
・比較
まずは昨シーズンとの比較をするべきだと思う
石山は昨シーズン、K/BBがセリーグで一番優秀だった、
単純な話、フォアボールを出さずに三振を多く取っているんだから
クローザーとしての素晴らしいことだ
この数字は今シーズンもあまり変わりなく
後半戦が始まるまでは昨シーズン同様に5を越えており巨人戦で四球を出したため少し悪化しているもののリーグ5位タイの好成績
この辺は大きな影響とは言えない
しかし目に付くのはHR/9で20年は0.40と優秀だったものが21年には1.21と大幅に悪化しており
被打率も3分ほど上がっている
他の指標も大きくは動いていないことを見ると
ここに原因があるんじゅないかなと思う
・どの球種が
では次は石山の投球配分と結果から見ていこう
投球の60%近くがストレートでリーグ平均の45%を大きく超える数字となっており
あとはスライダーとフォークを基本に決め球にはあまり困らないタイプだ
これは昨年も変わらずストレートは55%の比率で、投球スタイルを大きく変えているわけではないのがわかる
だが大きく変わっているのはそのストレートが打たれていること
被打率.231だったのが.338
昨シーズンは一本もなかった本塁打を3本も打たれている
上記の通り石山はストレートが多くの割合を占めるピッチャー
当然こんだけ打たれると致命傷になる
質が悪くなっていることもあるだろうが
スライダーの被打率が21年は逆に良化しているのを見ると、ストレート一本で狙われている可能性も考えれる
実際18日に打たれた2安打ともストレートでしかも2球目以内に打たれていて
それが失点につながり
重信はスライダーで詰まらせている
素人目からはスタットキャストなどの質のデータもどこが悪いとは言えないけど
ストレートの質自体はまた戻していかないといけない
・では采配は適切だったか
最後に采配面の話をしよう
今回の石山起用に多くの批判が集まっていることはタイムラインを見てるとわかるし理解はする
実際に巨人相手の防御率は14点台と相性はよくないし、前半戦の石山は勝ちパターンに入ってなかった
けどチーム状態として
・昨日に今野が球数を使ってる
・切り札梅野がいなかった
・エキシビションは石山好投
・石山自体はベテランで信頼がある
・前半戦から時間が置かれている
条件自体は集まってた気がする、自分は中継ぎ陣が苦しくなってる中で好投していた石山を使うのは自然と思う
相性どうこうってのも
まずパリーグ含めて全体的に打たれているので、相手が巨人ってのもあんまり要素には入れなかったんじゃないかな
広島や阪神の防御率がいいのは調子いい時しか投げていないからだし
そしてもう1、2回ぐらい石山を使いそうだし使ってほしいと思う
中継ぎって1日だけだと調子が見えづらいところがあるし、一応中島のタイムリーはどん詰まりだからね
あとあんまりコロコロ変えて全体が壊れちゃうのもよくない
梅野が戻ってこれず近藤も先が見えていない中
石山の復活は本当にチームの運命を決めると思う
そのためにもファンの方々は温かい声援を送ってほしいな
・ちょっと自己紹介
はじめまして若宮というものです
いつもはこちらのAmebaで記事を書いているんですが
いつも見ている記事が大体noteの方にあるため
便乗して自分もこちらに移籍しようとした次第です
この記事自体は後半戦開始前に書こうとした記事だったんですけど
自分の体調が良くなくてボツになったものの改造です
結果いつも以上に文章がぐだぐだになってしまいましたが...
生暖かい目でこれからもよろしくお願いします
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