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信長公記における信長

最近織田信長の信長公記に即した動画を聞いていて、いまさらながら彼の特異性を感じている。中央集権や楽市楽座など彼が推し進める施策は市井の人々に受け入れられたのは、統治者だけが得をするのではなく市井の人や個々の武士などが利益を得ることで国が豊かになるという好循環を国民が受け入れたことに端を発するということらしい。

考えてみると大日本帝国や今の令和の為政者は、中央集権を限定化された既得権益の構造を作り上げるというか吸い上げるものだが、織田信長は市井の人の自由な活動を奨励し、税金などはそのおこぼれに預かることができれば利益が最大化出来るのでは?というある意味素直な発想からプランが成り立っている。

信長公記の信長の話を聞く限りビジョンやベースコンセプトは、平易でシンプルであるべきと同時にブレずに継続推進出来る実行力が鍵になるのかもしれない。それにしても思うに最近の為政者の小物感ってなんだろうね。社長の3代目が会社を潰すという話と戦後70年というタイミングには相関関係があるような気もしています。

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かわむら よしひろ
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