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フィルム選びと同じ感覚になるピクチャーコントロール

地味にいいねがつく「ピクチャーコントロール関連」記事。ありがとうございます。

こう長くちょっとずつ評価される方が、note編集部に取り上げられてバズる記事より嬉しかったりする。そして最近はもっぱらピクチャーコントロールという「いくつかのフィルム」を手に持って街を歩いている。

夜に強いTop Gear

最近のピクチャーコントロールはもっぱら「Top Gear」を多用している。感じとしては彩度がっつりこってりのピクチャーコントロールだ。

自身で何を気に入って選んでいるのか考えた時に「黒を真っ黒にする」そういうはっきりとした主張なんだろうと思う。従来Nikonって「黒を真っ黒にしない色彩が」と語られていたと思うがある意味真っ向否定というわけだ。

でも最近はRaw現像をする人も多く、好きな絵作りをする人も増えている。けど自分はこねくり回す加工より「今この瞬間をワンショットで」何だと思う(まあただのものぐさだ)。そういう意味では好きなフィルムを選ぶというこの行為自体が楽しいわけでもある。

白黒の世界B&W Contrast

もう一つよく選ぶピクチャーコントロールである「B&W Contrast」。白黒といえばこれ一択だ。

白黒で撮ることで気付くのは「これを被写体として撮る」という気づき。風景的に撮ると色がない分さらに平べったいというか何を撮ったかを相手に伝えづらくなる。誤魔化せないというか。

基本35mmの単焦点で撮る自分が50mmも持っていいのかなと感じさせてくれたピクチャーコントロールでもある。考えてみるとこれも黒を活かすフィルムとも言える。面白いのは選び方一つで被写体やレンズを気にしている自分の思考である。おそらく最近歩く時間帯がそうさせているのかもしれない。

低彩度の白い世界を撮りたい

逆に今の悩みは、昼間に撮る上で最適なフィルム(ピクチャーコントロール)だ。考えてみると、これは案外難しい。単純に白にすればいいわけでもなくて、さまざまな色合いは残しつつ同時に「この被写体を撮ってる感」も欲しいわけで。まあ贅沢な話を言っている。

その意味で案外デフォルトのピクチャーコントロールを自分でカスタムするのでもそれっぽいのは撮れるのよね。でもねえフィルム選びも楽しいのよ。皆様も一度お試しあれ。

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かわむら よしひろ
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