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戸田奈津子さんとチャンスの話

戸田奈津子さんのこの話を読んで「諦めないことが重要だ」と若いうちならこういうところで書いていたと思う。

信じればチャンスはあるという話、チャンスの近くにいること、来たチャンスを逃さないこと、多分どちらも重要なんだけど、準備をすればチャンスは掴めるという方程式じゃないこともこの年ならわかってくる。

明らかに失敗臭がする万博も、先日のオリンピックも「夢をもう一度」なんだけど、前回が黄昏世代の栄光の一つで、チャンスは作ったかもしれないが掴めたかでいうと、かりそめのチャンスを掴んだ気になった感じか。70年代の栄光の象徴が20年代では集落の象徴として後世に語られるのだろう。果たしてそれはチャンスなのか。

朝5時前でなければこんなグラデーションは見ることができないし、本来時期を見抜くセンスというものが必要だ。戸田奈津子が今の時代「字幕の世界に携わりたい」と思ってもチャンスの前提条件が異なる。

内川からの朝焼け

いつ、どこで、どのようになど5w1hや前提条件や役割など新人教育で学ぶような基本って改めて考えると重要で。そういう煉瓦の石積みのような地味な蓄積と、そのチャンスは時期的に正しいかという状況判断や機をみるセンスというのは変な方向の努力の何十倍も重要な気がしています。

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かわむら よしひろ
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