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画像AIは、簡単に依頼できる「いらすとや」なんだよな。

新しもの好きな界隈は引き続き画像AIが話題だ。

追いかけつつ、似ているトーンの画像に違和感も覚えつつ「どう捉えればいいのか」と考えを巡らせている。

面白いのはイノベーター層のコメントは一貫してて「なんかスゴイぞ」「使ってみよう」までで止まっている。それって新しい宗教の教祖が「なんかすごい」と変わらない感覚を持ってしまう。

うまく説明できないが、新しいツールにおける立ち位置とか良い面、悪い面を可視化しないが故に、一定層に懐疑的に見られるだろうに。昔だとSecond Life、最近だとARなどIT関連のトレンドは少し引いた目線で見ないとすっ転んでしまう。

とはいえ、思考停止で全否定も危険。新しいツールなどは、一歩ムーブに乗り切ると気がつけば一般化してしまうからね。そのあたりのバランスが本当に難しい。今回の画像AIもそうだ。

そう話が逸れたけど「画像AIの位置付けって」だ。ポイントは

  • 何でも自由に画像を人に頼まず生成できる

  • 見た目のトーンは似てしまう

である。そしてある思いに至る。「これって依頼しやすい、いらすとやなのではないか」と。

こういう感じですね

例えば今回だといらすとやで「画像AI」で検索すると以下のような画像が検索できる。そして思う。

たしかに画像AIだ

ひとりのイラストレーターがコツコツと書き溜める日本と、大量画像を機械的に生成させるシステムを構築する欧米。そして僕らは戦前から「まるで成長していない」

私自身の心の声

まあ前向きで言えば「適材適所」なんだろうけどね。いらすとやでも委託業務は受け付けているが、当然人力であり最終的には力尽きてしまう。

画像AIは統一したトーンで画像は描いてくれるが、ちょっと頼み方に癖があって頑固な職人ということだ。そう考えるとそういう立ち位置ならありだとも思えてきますね。


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かわむら よしひろ
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