らんまんと父の話
いろいろあり実家にいる中で普段見ないテレビを見る機会があったりする。その中の一つが朝ドラの「らんまん」。植物学者である牧野冨太郎の自伝的なドラマだ。
当然ドラマ性があるために主人公に降りかかるピンチや災厄なども描かれるため、そういう場合ついついチャンネルを変えたくなるのですが寝込む父が「聞いてるよ」とか「ボリュームをもう少し大きく」と声をかけてくる。仕方がないなと思いつつ一緒に見るわけです。
そして、ずっと見ていくとなんとなく、万太郎(牧野冨太郎)と、父が被ってくる。それは確固たる自分というアイデンティティと、そのベクトルの強さから来る引力というか、近いいい人を呼んでくるというか。時にはその強い引力によって、いろんな事件にも巻き込まれるのだろうけど、一方で集まる人から相互に影響を与え受けていく様は似ている気がしてて。
正直自分自身は、そこまでの人を巻き込む力はなく遠い世界の御伽噺のような感じで双方を見ているわけだけど、亡き父が「聞いてるよ」と言ったのは何かしらの共感性を万太郎から得ていたからかも知れない。
そういう風に彼らを見つつ僕自身は彼らのようなスーパーマンでもないので笑 出来ることを一歩一歩進んでいくしかないかなと思っています。
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