ずっと肩書き迷子だった。
約7年間、走ってきた
個人事業主wakamethingsとしての活動を一区切りしてこの度、株式会社SAiLを設立しました。
インテリアスタイリストとして独立して、大半を占めていたカタログ撮影から、今はショップやスタジオ改装など空間デザインするお仕事や、オリジナル塗料を出すなど少しずつ仕事の幅も広がってきました。
仕事が広がっていくうちに、色んな方と出会い、深く知る事も増えてくると、最初は無知と勢いで乗り切れてた事が、実力不足を痛感するようになりました。
空間を作る上で、設計士、インテリアデザイナー、インテリアコーディネーター、インテリアスタイリストなど意外に沢山の業種が関わる。
インテリアスタイリストという存在が、インテリア界隈に居場所が無いように感じて、インテリアスタイリストの肩書きがすごく嫌になった時期がありました。
建築やデザイン系の大学に行った訳でもない私が、設計士やインテリアデザイナーには敵わない事が多すぎるという壁にぶち当たり、法人化するのか悩んでいたタイミングで、私は何を強みにするのかを恥ずかしながら、独立してから初めて熟考しました。
そして、インテリアスタイリストという仕事を見つめ直して、自分が納得のいく答え探しを始めたのです。
身近な洋服に当てはめてみると、洋服やバッグ、小物などを決めることが「コーディネート」
コーディネートをアレンジして着こなすことを「スタイリング」にあたるのではないかと思いました。
サイズが合ったものを選ぶ、ボタンを1つ開けるのか、上まできちんと閉めるのか、デニムの裾ならどの位の幅をロールアップするのか、最後のバランスを極める仕事なんだと。
空間が完成して、インテリアデザインやコーディネートが終わり、そして最後の細部の見極め、設えをするということは、印象までをも左右する仕事だということ。
そして、私自身に説明が付いた時、法人化にする意思も固まり、インテリアスタイリングオフィスの設立に至り、インテリアスタイリストという肩書きにやっと誇りを持てるようになりました。
今日も最後まで
お付き合いありがとうございます。
では、また次のnoteで👋🏻
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