必要としてくれる人の元へ
わかめがnoteを書く理由。
"必要としてくれる人へ、届ける"
私の仕事の事例や、お手伝いできる内容を
わかりやすく伝えられる場所で
"必要としてくれる人へ届けること"
これが必要だと思っていました。
私はその場所として、noteを選びました。
モノ、コト、空間に物語をつけたい
wakamethingsでは、ご依頼されたモノやコト、空間をより素敵に魅せる為に、何が出来るのかをクライアントさんと一緒に考え、スタイリングしていきたいと考えています。
インテリアスタイリストとして参加し、撮影や空間設営をプランニングする際、wakamethingsで必ず行う作業があります。
まず、クライアントさんから依頼されたそのモノやコトのコンセプトをヒアリングさせていただきます。
誰に向けてのモノ・コトなのか、その誰かは、どんなライフスタイル(イメージ)なのか、かなり具体的に作ります。(ペルソナ設定と呼ばれる作業)
私が、プランニングでご提案する色や、選定するアイテムにブレのない世界観を作る為でもあります。また、その後のマーケティングにも役立ちます。(あらかじめ「トンマナ」を決めておくと、複数人が制作に関わるうえで、一定の品質を保てる)
去年、プロデュースさせていただいた「SHE」というオリジナル塗料のコンセプトのハナシを少しだけ。
少し極端な話ですが、塗料をリリースする場合、使いやすいカラーラインナップに、色名、商品名、価格等の基本的なことを決めれば製品としてリリース出来ます。
私は、SHEという12色あるこの塗料をリリースするにあたり、私の中で、とある1人の女性のライフスタイルを確立させ、1色ずつ、彼女の暮らしをイメージ出来るシーンに色付けするため、短いキャプションを用意しました。
(誰もが、体感した事があり、キャプションを読んだ時に、香りや感触、響きをイメージ出来るであろうシーンです。)
商品名についても、色を想像出来るものではなく、日付の記号化に。
(かなり絶妙な色展開だった為、商品名の色イメージが先行しないようにという点と、後述しますが、色は人それぞれ、見えてる色が違うのではないかという考えをもとに決めました)
(よくあるのが、グレージュ。
グレーなん?ベージュなん?問題)
色は、この世界に何色存在するのか。
無限だそうです。
色とは、正確には、光・目・モノの3つの関係に自身の記憶が加わり、頭の中に生じた電気信号・知覚現象が色の正体です。
何色(なんしょく)存在するのか、というより、何色見分けられるのかと言う方が、正解かもしれません。
また、余談になりますが、
じゃあ、私たちって何色見分けられるのか。
正常な色覚の保有者で通常の環境で
187万5000色
もっとも良い条件なら
750万色
まで、見分けることが可能だと言われてます。
(いずれにせよ、とてつもない数字)
色の話になると、(段々テンション上がってきた)止まらなくなるので、ここで一旦話を戻します。
私たちが無意識に何かを感じたり、選択したりすることって、自身が今までに体験した五感の記憶なのではないかと思っています。
そのため、届けたいモノやコトによって感じる感覚(届けたい感覚)を届けたい人に届けるためには、コンセプトイメージを色付けすることがとても大切だと考えます。
ただ、美しい12色より、
12の物語がある世界であって欲しい。
wakamethingsは、スタイリング事務所として、ご依頼いただいた製品を、俗にいうお洒落にスタイリングし、撮影・納品するだけでなく、
私は、そのモノやコトに共感していただける物語を色付けする過程も大切にしています。
では、今日はこのあたりで。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございます。
また、次回のnoteで👋🏻
インテリアスタイリスト
わかめのInstagram
(日々の暮らしは、
ストーリーズでほぼ毎日更新してます)
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