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こっぴどく怒られた経験。

これは今、制作依頼しているアート。


コンセプトに合う作家さん探しから始まり、作家さんにも展示会や進行中の案件があったり、タイトなスケジュールでお願いしないといけなかったりと、せっかく素敵な方を見つけても、もちろん全てOKしていただける訳ではない。

スタイリングもアートも空間も仕上がりは、どれだけ愛情をかけて作り上げてもらうか、にかかっていると思っています。
どうすれば、愛情をかけてもらえるようになるか、という自分の立ち位置やマナーは、常に心に留めておかなければならないと思っています。そして、フェアな信頼関係も必要。

言葉や表現を圧倒的に尊重出来ない案件は、どこか、誰かの心に歪みが起きて、最終的に何とか形になったとしても、良いものにはならない事が多いのです。
圧倒的尊重というのは必ず、感じ伝わるもの。これは、初めましての仕事でも伝わるし、何度も一緒に仕事をしたからと言って分かるものでもないと思っています。

昔、独立したての頃、クライアントさんの為に、と思ってお願いした内容に対して、あんたはお行儀が悪い!と、私をこっぴどく怒ってくれた職人さんがいました。業界が長くなるにつれ、その意味が分かりました。
この経験は、私にとってとても意味のある経験となりました。
作家さんとのやり取りの心地良さを感じながら、そんな事をふと思い出しました。


話は反れてしまったけれど、私が誰かに依頼する時は、大切なコンセプト等はしっかり伝えて、あとは全てお任せしますとお伝えします。その道をしっかり理解出来ていない私が、口出しすればする程、色んな要素が混濁して、絶対に良いものは出来ないと思っている。
(もちろん表現してくれる方かどうかの見極めは重要)

何枚も制作過程を何枚も届けていただき、きめ細かい配慮までしてくださるのは、やはりこの絵には愛情が込められ、フェアな信頼関係があるからこそだと思いました。

この絵が手元に届き、クライアントさんの空間の壁に設える瞬間が、楽しみで仕方ない気持ちになった1日となりました。

今日も最後まで
お付き合いありがとうございます。

では、また次のnoteで👋🏻

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Interior Styling office SAiL Inc.



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