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vol.1053 最近の高校の入試倍率に思うこと


#365チャレンジ 【1053日目】

秋田県大館市の
「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。

2023年3月に365回を無事達成したものの
特にやめる理由も見つからないので
いまだに毎日書き続けています。

塾長の信念は「継続こそ最強」
勉強だけではなく、仕事も鍛錬も、
全て継続できた人が成功します。
それを証明するためのこのブログです。

書いている内容は、
・勉強のこと
・大学受験のこと
・高校受験のこと
・中学受験のこと
・子育てのこと
・塾のこと
・親子関係のこと
・学校生活のこと
こんな内容です。

ブログが気になるという方、
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1.はじめに

今日は自習室スペースが満席、
いよいよ受験が近づいてきたな、と感じます。

気分転換にパズルをさわる、
いいんです、勉強の合間の息抜きは大事。

集中力がなくなってきたから、少し散歩をしてくる、
いいんです、気分転換は勉強効率を高めます。

でも、パズルを始めたら
2時間も没頭するのやめません(笑)?

散歩のついでにコンビニに行ってきて、
お菓子を食べ始めたら、勉強を再開しないの、
やめませんか?

そして塾長をお菓子で買収しないでください(笑)

今日も、生徒たちは一生懸命頑張ってます。

本日もよろしくお願いします。


2.最近の高校の入試倍率に思うこと

秋田県の高校入試の願書受付が始まっています。

明日正午が締め切りなので、
ギリギリに出願書類を届ける学校は少ないでしょうから、
今日の時点で発表された状況は、
確定でほぼ間違いないかと思われます。

気になる倍率ですが、
大館鳳鳴高校・普通科理数科は、
一般選抜は定員185人に対して183人、
特色選抜は定員25人に対して16人、
合わせると、210人に対して199人、
倍率は0.95倍となっていて、定員割れが起きています。

地域トップ校が定員割れとなるのは、これで3年連続。

この状況を、少子化だからしょうがない、
と片付けていいものかどうか、すごく疑問を感じます。

ちなみに、それ以外の高校を見てみると、
大館国際情報学院高校普通科が、
定員40人に対して、志願者数43人の1.08倍、
大館桂桜高校機械科と土木建築科が、
それぞれ定員35人に対して志願者数38人の1.09倍、
このようになっております。

定員をオーバーしている人数も全部で9人、
他の学科が定員割れしていることから、
この9人も、学科を選ばなければ、
第2希望で合格することは間違いないんです。

近隣の鹿角市、北秋田市の高校を見ていても、
倍率が1倍を超える高校はなく、
県北地域の高校受験事情は、
競争がないまま高校に入学できてしまう、
「苦労なくして全入時代」と言えるかもしれません。

主要中学の生徒の得点帯についても考えてみます。

傾向としては、
成績が極端に良い生徒とそうでない生徒の、
二極化が著しく顕著になっています。

中間層、得点だと250〜350点を取る層が
どんどん少なくなっていってるんですよね。

ここからは塾長の私見です。

定期テストで400点以上、
入試や実力テストで350点以上を取れる生徒は、
誰かに頼らなくても
自分で勉強を進めていけるタイプの子供。

そんな生徒が成績を向上させるためには、
どんなレベルの問題を解いたほうが良いのか、
指針を示してあげないといけないかもしれませんが、
内容やレベルを提示すれば、
一人でどんどんと勉強を進めていきます。

この生徒に必要なのは、勉強をする環境で、
つまり、先生の影響はあるようで、実は無いことが多い。

この生徒にはどんどん高いレベルの問題を与えて、
自分の限界の上限を引き上げてあげると成績が伸びます。

定期テストが200点以下、
入試や実力テストが150点以下の生徒は、
自分ではもう何をやっていいのかわからない、
親も勉強しようと言うものの、
どうアドバイスをしていいかわからない状態です。

こんな生徒の場合は、あれやれ、これやれ、と
細かな指示出しが必要になる。

例えば、2時間勉強しなさい、といって、
机に座らせて勉強させたところで、
勉強を終えたその生徒に、
「今日は何を覚えたの?」
と質問をしても、
「理科をがんばりました」
としか答えることができず、
光合成の仕組みを覚えました、とか、
化学変化の質量比の計算ができるようになりました、など、
具体的な返答をすることができないことがほとんど。

こんな生徒の場合は、とにかく徹底管理です。

テキストを渡し、指示を出して、
覚えるまで何度も繰り返させます。

そして、最後に中間層の生徒たち、
定期テストでは200〜300点は取れるが、
入試の過去問や実力テストになると150〜200点の間、
どうにも中途半端な状況なのですが、
塾長からみると、こんな子供たちに限って、
最初から最後まで、勉強のペースが中途半端で、
辛いことや面倒くさいことをなるべく避けて、
自分が納得のできる言い訳を用意しながら、
楽な方へと逃げているような気がします。

この子供たちがなかなか厄介で、
中途半端にできるものだから、
勉強に対する意識が低いんです。

そして、
自分の成績にあった高校に入れればいいと考えがち。

向上心と危機意識、どちらももたないので、
驚くほど成績が変化しません。

秋田市の倍率を見てみると、
トップ4校はもちろん倍率は1倍を超えていて、
それに応じて、周辺の高校も倍率は高いところが多い。

つまり「苦労なくして全入時代」の
最も危険な子供達のような気もします。

そういったことからくる危機感は、
低倍率な地域に住む子供たちは感じないんだろうな、と。

ちょっと頑張れば、合格できてしまう地域トップ校。

すごく残念に感じます。

そんな地域の子供たちの意識を変える、
成績を伸ばし、先の明るい将来につなげてあげる、
これは塾長の使命なのかもしれません。

このことについては、
ずっと考え続るべき課題と捉えるので、
また記事にするかと思います。

ひとまず今日はこれまで。

参考になれば幸いです。


3.今日の名言

大きい夢を持て。
小さい一歩を踏み出せ。

竹内均(物理学者)

4.あとがき

最後に塾の宣伝を。

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本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

明日は
「高校入試直前に取り組むべき勉強:英語編」です。

勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」

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ワカマツ塾長
塾長にビール🍺をご馳走する制度です。いただいたチップはビールに変わり、そのビールは塾長の執筆活動のエナジーに変わります。300円でスーパードライ、500円で生ビールジョッキ、1000円あれば山崎ハイボールあたりを飲めちゃいます。