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vol.974 定期テスト年間3回は厳しいのでは?
#365チャレンジ 【974日目】
秋田県大館市の
「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。
2023年3月に365回を無事達成したものの
特にやめる理由も見つからないので
いまだに毎日書き続けています。
塾長の信念は「継続こそ最強」
勉強だけではなく、仕事も鍛錬も、
全て継続できた人が成功します。
それを証明するためのこのブログです。
書いている内容は、
・勉強のこと
・大学受験のこと
・高校受験のこと
・中学受験のこと
・子育てのこと
・塾のこと
・親子関係のこと
・学校生活のこと
こんな内容です。
ブログが気になるという方、
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1.はじめに
今日はお昼過ぎに空からパラパラとしたものが…
ついに今年の初雪が降りました。
まだ根雪になるには早いかもしれませんが、
それでも、あぁ、冬がきたな、と
季節の移り変わりを感じます。
塾長にしてみればここからが勝負の時。
受験本番が近づいてきて、
塾長の声にも熱が帯びてきましたね、
とラジオ関連の知人から言われました。
自分では無意識だったのですが、
受験が近づいてくるにつれて、
自然と声に力が入っているのかもしれません。
結局頑張るのは塾長ではなく子供たちなので、
塾長がどれだけ熱を込めても、
子供たちに響かないことには意味がないのですが、
それでも塾長のエネルギーが少しでも
子供たちに良い影響となっていけばいいな、と。
雪をも溶かすくらいの熱量で、
というのは難しいことではありますが、
それでも塾長はエネルギー全開でやるのみです。
本日もよろしくお願いします。
2.定期テスト年間3回は厳しいのでは?
今年の大館市内の中学校は、
定期テストの回数が年間3回というところが多いです。
これまでは3回だけでなく、
年間4回行うところもあったので、
今年から本格的に運用されていくのだと思います。
塾長が中学生の時は、年間5回、
定期テストがあったような気がするのですが。
まぁ、多ければ良い、
というものでもないですからね。
そして、全国的には定期テストは行わない、
という学校も増えてきているそう。
定期テストを行わないことの
メリットとデメリットを紹介します。
そもそも定期テストとは、
生徒の成績を評価するためのものです。
その回数が減ると、
成績評価の仕方が変わってきます。
授業中の活動評価、レポートなどの課題提出、
そして単元テストの実施、
これらを総合的に判断して
生徒一人一人の成績を評価します。
単元テストは、定期テストのように、
複数の章を跨がないため、
テスト勉強や復習に取り組みやすく、
理解度が高い状態で受験することができます。
子供たちにしてみれば、
定期テストを乗り切るための
「一夜漬け」をする必要がなくなります。
テストだけでなく、
総合的に成績評価が判断されますから、
単元テストをしっかりと解けるようになるために、
普段からの授業をちゃんと受ける、発言をする、
これを行うことで日頃からの学習による姿勢が変わり、
学習習慣が身に付きます。
おそらく学校側の狙いも、ここにあるのだと思います。
定期テストが完全になくなったとすれば、
これはこれで良い気もします。
でも理想と現実は違います。
定期テストがない、または、回数が少ない、
イコール、それまで勉強をしなくても良い、
こんな風に考えてしまう子供もいるのです。
成績上位の生徒は問題なくこなしていきますが、
そうでない生徒ほど、
この傾向は強いと思われます。
現に市内の中学校で起きているのは、
中間層の点数が著しく低下していること。
上位層は、これまでと変わりなく、
ちゃんと存在しています。
しかし、これまで250〜300点を取っていた、
いわゆる一番多い中間層の生徒たちの数が減り、
現在のボリューム層は200点前後になっているんです。
これが何を表しているのか。
定期テストの間隔が長いことで、
子供の気持ちは意識が低下します。
さらに、後で定期テストがあるんだから、
という理由で単元テストの重要度も下がる。
本当ならば、単元テストのために、
毎日の学習習慣を身につけるべきなのですが、
いずれ定期テストがあるんだから、
単元テストは本気で勉強をしなくてもいい。
このように、
頑張らなくてもいい理由を探してしまうんです。
そして、定期テストの期間がやってきた時に、
その範囲の広さに絶望をして、
勉強することを早い段階で諦めてしまう。
それに加えて、クラブ活動です。
学校で部活動をしていれば、
テスト期間は部活動休止期間でもありますが、
クラブ活動は、複数の学校から集まっているため、
それぞれでテスト日程もずれているので、
テストのために練習が休みになることはありません。
これも子供にとっては、
クラブ活動があったから勉強できませんでした、
という理由になってしまうんです。
塾長が年間3回は厳しいのではないか?
と考える理由はこれらによります。
生徒のためを思って、
テストそのものを変革している過渡期と思いますが、
それで成績が全体的に下がっているとすれば、
早い段階で見極めも必要だと思うのですが。
というわけで、定期テスト3回は、
厳しいのではないか、という塾長の心配でした。
これが余計な心配で済むならば、
それに越したことはありません。
参考になれば幸いです。
3.今日の名言
人生の中で起こってくる問題というのは、
必ずといっていいほど
自分の弱点を突いてきます。
弱点に気づかせ、
チャンスをくれているのですから、
感謝するべきものなのです
弱点克服は人生の大事なテーマですね。
4.あとがき
最後に塾の宣伝を。
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本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
明日は
「毒親ってどんな親?」です。
勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」
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